【長沙(中国)2022年7月27日PR Newswire】
*ズームライオン初の中独共同開発のタワークレーンが欧州で販売開始
ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.)(「Zoomlion」; 1157.HK)は、中国とドイツが共同開発した初のフラットトップタワークレーン「W220-10S」を今年6月、欧州市場で正式に発売した。この発売は、ズームライオンにとって、買収した企業とのウィンウィンの成果達成というさらなる節目となった。
国際フレンドシップ・デーに際し、同社は協力に対してウィンウィンのアプローチを取っていることを強調しておきたいと考えている。それは、包摂性、友好、ルール、共同イノベーション、共有に関して、世界中のパートナーと協力し全顧客により良い製品とサービスを届けたいと考えているということである。
ズームライオンは、ラフィングジブ・タワークレーンのトップメーカーで、欧州第3位のタワークレーンレンタル会社のWILBERTと共同で、欧州市場向けの特別な現地化を行い、安全性、インテリジェンス、利便性、経済性、カスタマイズ性を全面的に向上させた新型機W220-10Sを開発した。
ズームライオンWilbertのゼネラルマネジャー、Michael Meding博士は、新型タワークレーンは中国とドイツのチームが共同開発した初の現地向け製品で、その設計と生産には両社の優位性がフルに生かされていると指摘した。
ズームライオンのグローバルパートナーとの広範な協力関係は、双方にメリットをもたらしてきた。ズームライオンは2008年、当時第3位のコンクリート機械メーカーだったイタリアのCIFAを買収、以来、欧州市場で躍進的成長を続けてきた。CIFAは中国に工場も設立、翌年には製品開発とブランド競争力をさらに強化した。
ズームライオンは2015年、ベラルーシのトラックグループMAZとの協業を開始した。ズームライオンの建設機械技術と生産能力をMAZの大型トラックシャーシと組み合わせることで、両社はわずか7カ月で現地市場の需要に応える3台のトラッククレーンとサニテーションスイーパーを開発・生産した。
COVID-19の影響にもかかわらず、ズームライオンが海外で買収した企業の収益は2021年、前年比30%以上増加、雇用創出と税収増は地元の政府や経済界から高く評価された。
ズームライオンのZhan Chunxin会長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれは企業として、事業を現地化し、現地のルールを尊重し、現地の文化に溶け込み、グローバルパートナーとのウィンウィンの協力関係を目指す必要がある。ズームライオンはより多くの企業と協力し、新たなチャンスをもたらし、互いにメリットのある発展を模索していきたいと考えている」と語った。
ソース:Zoomlion