omniture

ファーウェイの新しいFinancial Cloud-Network Solutionはよりスマートでより環境に配慮した金融の新たなコネクティビティーを構築

Huawei
2022-07-25 11:14 918

【シンガポール2022年7月25日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)データ通信製品ラインのKevin Huプレジデントはファーウェイ インテリジェント金融サミット2022(Huawei Intelligent Finance Summit 2022)で、「Huawei's New Financial Cloud-Network, Building New Connectivity for Smarter and Greener Finance(ファーウェイの新金融クラウドネットワーク-よりスマート、より環境に配慮した金融に向けて新たなコネクティビティーを構築)」と題する基調講演を行った。Hu氏はスピーチで、ファーウェイの新たにアップグレードされたFinancial Cloud-Network Solutionがどのようにして銀行業務サービスのクラウド化を加速し、よりスマートでより環境に配慮した金融のための新たなコネクティビティーを構築しているかについて明らかにした。 

ファーウェイ・データ通信製品ラインのKevin Huプレジデントが基調講演を行う
ファーウェイ・データ通信製品ラインのKevin Huプレジデントが基調講演を行う

世界的なデジタルエコノミーの急速な発展に伴い、次世代ICTは金融サービスと深く一体化し、フィンテックの進歩を加速している。こうした状況を背景に、あらゆる規模の銀行はスマートでオンラインの金融サービスへと進化し、そのサービスをクラウドへと移行している。

ネットワークはデジタル金融の基盤である。しかし、今日の銀行ネットワークはデータセンター(DC)横断的なリソースをいかに迅速に呼び出すか、維持管理(O&M)をいかに効率化するかなど多くの課題を抱えており、銀行のデジタルイノベーションに対する新たな要件が高まっている。

Kevin Hu氏は「ファーウェイはそれに応え、クラウドの構築、クラウドの接続、クラウドへの移行を中心に据え、Financial Cloud-Network Solutionをアップグレードした。将来を見据えたこのソリューションは新しいサービスを数分で展開するのに必要な機敏で安定したネットワークアーキテクチャーを提供し、アプリケーションとネットワークの統合O&Mを可能にし、イノベーション効率を高め、サービス体験のリアルタイムな保証をもたらす」と述べた。

▽クラウドの構築:金融デジタルトランスフォーメーションはデータセンター向けのL3.5自律運用ネットワーク(ADN)から始まる

ファーウェイのL3.5 ADNソリューションは、ADN機能を複数のデータセンターに拡張する。このソリューションは、Runbookデザイナー、MDC、AOCの機能を提供し、サードパーティーのデバイス管理およびパブリッククラウドの相互接続をサポートする。また、複数のデータセンターとパブリッククラウドを自動的に接続し、サービスの平均マイグレーション時間を数日から数分に短縮する。

このソリューションにより、アプリケーションとネットワークの統合O&Mが可能になる。具体的には、プローブがネットワークに展開され、ファーウェイのパートナーであるNetisからサービスパフォーマンス分析プラットフォームにサービストラフィックがミラーリングされる。iMaster NCEは、このプラットフォームと連携するためのオープンAPIを提供し、E2EサービスのO&Mのための指標をリアルタイムで簡単に分析することができる。

環境に配慮、そして低炭素の理念に基づき、ファーウェイのCloudEngineスイッチは先進の放熱技術、エネルギー効率の高い伝送モジュール、高密度ポートモードを採用し、ビットあたりの消費電力を業界平均より54%低く抑えている。

▽クラウドの接続:WANトラフィックの圧縮とインテリジェントな最適化で金融サービスデータの効率的なフローを加速

ファーウェイはWANトラフィックを37%以上まで圧縮できる、業界初のネットワーク全体にわたるマルチポイントステートレストラフィック圧縮ソリューションを発表した。また、ファーウェイのインテリジェントな最適化機能は専用線を加えることなく容量を拡張し、専用線のコストを削減することに役立つ。

ファーウェイのWANソリューションは、複数の専用線間の帯域利用をバランスよく調整するインテリジェントな最適化に対応している。これにより、ビジー状態のリンクにトラフィックが集中することによる不要な容量拡張を防ぎ、専用線の拡張コストを削減することができる。

▽クラウドへの移行:SD-WANとWi-Fi 6はブランチネットワークの最適なサービス体験を実現する

ファーウェイはブランチのクラウドアクセスを簡素化するため、プランニングを不要にし、デバイスをプラグアンドプレーにするSD-WAN Solutionを発表した。これにより、ネットワークは10分以内にリモートでプロビジョニングされ、クラウドへの超高速アクセスが可能になる。iMaster NCE-Fabricはリモート管理を実行し、現場でのO&Mをなくし、苦情を減らす。

支店オフィスのシナリオにおいて、ファーウェイの完全ワイヤレス・キャンパスネットワークソリューション(Fully-Wireless Campus Network Solution)は、業界平均を20%上回るWi-Fi 6シグナル到達距離を可能にする。また、ユーザーに常時オンのシグナルとロスレスローミングを保証し、ブランチネットワークのサービス体験を大幅に向上させる。

ファーウェイは今後も革新を継続し、さらに多くの金融顧客と協力して革新的なソリューションを共同で追求・実装し、金融業界をよりスマート、より環境に配慮したデジタルの未来へと推進していく。

ソース:Huawei

ソース: Huawei