【保定(中国)2022年7月15日PR Newswire =共同通信JBN】GWM(長城汽車)は7月3日、サウジアラビアで開いたTANKブランド発表会で、これまでの海外発売台数が100万台に達し、同社のグローバル化の歩みで新たな到達点を記したと世界に向かって正式に発表した。
GWMのGautam Arun中東地域製品ディレクターはこの席で「まさにこの車(GWM TANK300)がGWM Groupから1万台目の輸出だ。これは信じがたい成果である」と述べた。
GWMが発表した最新販売データによると、同社は2022年上半期に51万8525台の新車を販売した。このうち6万2823台は海外販売で、12%を占める。
海外販売では、南アフリカ市場が販売首位を維持している。National Association of Automobile Manufacturers of South Africa (NAAMSA、南アフリカ全国自動車製造協会)のリポートは、今年1-2月にコンパクトSUVセグメントで第3世代のHAVAL H6が市場シェアの15%を占めたと明らかにした。
GWMの海外販売の優れた成果は、高品質の製品、広い市場範囲、事業の現地化という3側面によるところが大きい。
GWM POER、TANK300、HAVAL H6 HEV、そしてORA GOODCATといった高品質の製品は、インテリジェントで若々しく、環境に好ましいドライブ体験を世界の購入者に提供する。さらにL.E.M.O.NとTANK、COFFEEインテリジェンスなどGWMの3つの技術ブランドは、製品のリニューアルと向上に向けた中核技術になっている。
現在、GWMの製品は多くの国々へ輸出され、中国車のブランド力と魅力を世界中に発信している。
GWMは昨年、太陽光発電・エネルギー貯蔵・充電のスーパーチャージング・ステーションを世界で初めてタイ市場に設置した。さらに同社は、ミュンヘンにドイツ子会社をオープンし、欧州本社を設立して欧州大陸市場を開拓する拠点を設けた。
GWMはグローバル化の過程で、製造と販売戦略の現地化を通して高品質製品の活発な販売を促進した。
2022年1月に同社は、ブラジルのイラセマポリス工場を正式に取得し、現地事業チェーンの配置を強化するため115億中国元を投資した。GWMはオーストラリア市場ではトライアスロンや世界プロサーフィン連盟(WSL)のサーフィン大会といった大型イベントのスポンサーになり、国内マーケティングIPを積極的に展開し、ブランドや製品への顧客認知度を高めようと現地の文化と生活に深く働き掛けた。
GWMは過去25年、一貫して海外市場で勝ち抜く態勢と戦略を堅持し、優れた成果を達成している。同社の海外販売は昨年14万2793台に上り、前年比103.7%増えている。
同社の幹部はOverseas Distributors Online Conference(海外販売店オンライン会議)で、GWMは2025年までに年間400万台の世界販売を達成する計画だとし、その80%はよりインテリジェントな新エネルギー製品になると語った。