【上海2022年6月27日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric Wind Power Group Co., Ltd.(https://www.shanghai-electric.com/group_en/windpower/ )(Shanghai Electric、上海電気)の最初のEW8.X-230風力タービン発電機が6月10日、ホ田製造施設の生産ラインをロールオフした。これは中国の洋上風力発電のパリティー市場の新しいマイルストーンを象徴するものだ。
EW8.X-230は、Poseidonプラットフォームをベースに、中国沿岸の海面上で通常発生する中低風速や、風向きによる機器への負荷の違いを考慮して設計された発電機だ。
平均的な低風速にもかかわらず、この発電機は、風力発電所の開発を促進し、世の中がオフショアパリティーの時代に突入する中、中国がカーボンピーキングとカーボンニュートラルの目標を達成するためのエネルギー資源としての風力利用のためのコスト効率の良いソリューションを提供する。
Poseidonプラットフォームは、Shanghai Electricの10年間の洋上プラットフォームに関する経験を結集し、先進的なブレード設計、信頼性の高いパドルおよびヨーシステム、効率的でエネルギー消費の少ない冷却システム、最適な電気システムなどで知られている。また、同社の実績ある生産、輸送、保守ソリューションは、プラットフォームの信頼性を支える強固な基盤となっている。このプラットフォームは、Shanghai Electricの高度に統合された新世代のセミダイレクトドライブチェーン技術により、風力発電所のライフサイクル全体にわたってキロワット時コストの大幅な削減を実現する。
このシステムは、100メートルのカーボンファイバーブレードを使用し、インテリジェントなセンサーローラー技術を活用し、ライフサイクル全体にわたってデジタル設計、生産、O&M(運用・保守)を管理する。EW8.X-230は、同社の最新制御システムLeapXを搭載し、システム全体の運転負荷を低減するとともに、Shanghai ElectricのFengyunシステムとのインテリジェントな相互接続を確立し、稼働率と顧客収率を継続的に向上させることができる。
毎秒7.5メートルの年間平均風速に基づくと、このシステムは年間2800万キロワットを発電し、1万4500世帯の年間電力需要を満たすとともに、石炭の消費を約1万トン、二酸化炭素の排出を2万4000トン削減することができる。
▽Shanghai Electricについて
Shanghai Electric Group Company Limited(SEHK:2727、SSE:601727)は、エネルギー機器、産業機器、統合サービスを専門とする大規模な総合機器製造グループだ。同社は、グリーン、エコフレンドリー、インテリジェンス、インターネットを取り入れた技術統合とシステムに関するソリューションを顧客に提供することにコミットしている。同社の製品には、石炭火力発電および付帯設備、ガス火力発電および原子力発電設備、風力発電設備、エネルギー貯蔵設備、エレベーター、大型および中型電気モーター、インテリジェント製造設備、産業用インターネット、環境保護、自動化エンジニアリングとサービスなどがある。