【保定(中国)2022年6月4日PR Newswire=共同通信JBN】5月8日、中国南西部のGWM Chongqing Smart Factory(GWM重慶スマート工場)の生産ラインで30万台目のGWM POERが完成した。
昨年8月に20万台目が顧客に納車されて以来、GWMが実現した新記録である。GWM POERは、わずか2年間で30万台という驚くべきマイルストーンを達成した。
GWM InternationalのTony Sun副ゼネラルマネジャーは、GWM POERの30万台目の完成式典で「その卓越した製品性能により、GWM POERはベストセラーモデルになり、高品質でインテリジェントなピックアップ製品を世界中のユーザーに提供している」と述べた。
事実、GWM POERは中国市場を出発点として、2019年からその生産ラインで1台目から1万台目までの車両をわずか100日足らずで完成させた。
GWM POERは、世界中のさまざまな市場の多様なニーズに対応するため、異なるタイプのインテリジェントな構成(コンフィギュレーション)を提供している。たとえばオーストラリア市場では、当モデルにLane Keeping Assistance(LKA、車線維持支援装置)やAutomatic Emergency Braking(AEB、自動緊急ブレーキ)などの複数のインテリジェントなドライバー支援システムが搭載されており、路上運転中のあらゆる局面でドライバーと乗客の安全性を包括的に向上させる。
特にAEB機能は、ドライバーが緊急事態に遭遇した際、または最小限の安全距離を維持する必要がある際に、ブレーキをかけるように車両を自動的に制御する。そうしたケースで、この機能は衝突事故を減らし、道路上の安全性を高めることができる。
世界の顧客のさまざまなニーズを満たすために、GWMは最近、中国市場でのJingangpao(中国市場向け)の発売でも主導的役割を果たしている。これはGWM PICKUPのサブシリーズの最新モデルである。大型カーゴボックスを備えたJingangpaoは、顧客の生活や日常業務に利便性を提供する。たとえば、顧客が大型の家具や機械設備を運ぶことを計画している場合、この積載量の設計は輸送をより効率的に完了するのに役立つ。
現在、GWM POERは、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、サウジアラビア、南アフリカなど50カ国以上で発売されており、多くの市場で売上高の伸びを達成している。
National Automobile Association of Chile(ANAC、チリ全国自動車協会)が公表したリポートによると、今年2月、GWM POERの売れ行き好調のおかげで、GWM PICKUPの売上高は38%増加、市場シェアは19%を超えた。
Tony Sun氏は「将来的には、GWMはピックアップ製品のアップグレードと更新を継続し、世界中の顧客が高度な技術によってもたらされる最高の製品とサービスを享受できるようにする意向だ」と語った。
今年、GWMはまた、サウジアラビア、チリ、その他の市場を含むいくつかの市場にJingangpaoを導入し、ピックアップ市場の世界の顧客に、より多様で顧客志向の新しい選択肢を提供することを計画している。