ロンドン, 2022年5月31日 /PRNewswire/ -- The World's 50 Best Restaurants 2022のセレモニー前の最新発表で、Icon Award 2022の受賞者が、非営利団体Food for Educationの創設者兼ディレクターのケニア人栄養士のWawira Njiru氏であることが本日明らかになりました。 Icon Awardは、国際的に認知されるに値する食の世界への卓越した貢献と、自身の活動によって認知度を高め、前向きな変化を促した個人を称えるものです。
ケニアでは80%の子どもたちが給食を与えられていないと言われており、Njiru氏はいかなる子どもも空腹を抱えて学習はできないと考えています。 オーストラリアの大学で食品科学を専攻した彼女は、2016年にFood for Educationを設立し、当初は1日25食を製造していました。 同団体は現在、毎日4万人の子どもたちに栄養価の高い食事を提供し、ケニア全土の学校の出席率向上と飢餓対策に貢献しています。 これまでに700万食以上を提供し、栄養状態の改善、学力の向上、高校への進学率の上昇につながっています。
また、直接農家から新鮮な食材を調達することで、Food for Educationは地域経済の活性化にも寄与しています。 食事は国際的に認められた食品安全基準に従ってセントラルキッチンで調理され、また支給される給食は最先端の持続可能な技術を使って生徒たちに届けられます。 パンデミック時には、同団体はフードパッケージと現金給付も行い、COVID-19により自宅で療養する子どもたちとその家族に200万食以上を届けました。
Food for Educationは、Tap2Eatというデジタルモバイルプラットフォームを利用しており、親は支給される昼食の代金を携帯電話で支払うことができます。 その金額は、NFCスマートリストバンドに連動したバーチャルウォレット(仮想財布)に入金され、生徒はそれを身に付けて適宜利用することができるため、現金の授受や紛失の心配はありません。 Njiru氏は、このプログラムをケニア国内だけでなく、世界各地に広げたいと考えています。
The World's 50 Best RestaurantsのコンテンツディレクターであるWilliam Drew氏は、次のように述べています。「Icon Awardは、食の分野における真のパイオニアに贈られる賞であり、今年、Wawira Njiru氏の優れた功績に対して贈ることができ、大変誇りに思っています。」
その他の特別賞は、7月18日にロンドンで開催されるS.Pellegrino & Acqua Panna主催のThe World's 50 Best Restaurants 2022の授賞式までに発表される予定です。
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写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1826975/Wawira_Njiru.jpg?p=medium600
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