【マイアミ2022年5月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*リポートは環境・社会・ガバナンス(ESG)フレームワークを刷新し、航行中および港内での排出量を削減する取り組みを強調
ロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group)(NYSE:RCL)は、第14回年次サステナビリティ(持続可能性)リポートを発表し、同社が完全所有するロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)、セレブリティクルーズ(Celebrity Cruises)、シルバーシークルーズ(Silversea Cruises)の3ブランドにわたる同社の環境・社会・ガバナンス(ESG)フレームワークと活動に関する総合的な最新情報を明らかにした。
2021年に新たに、ロイヤル・カリビアン・グループは、より持続可能なクルーズ業界への寄与をより適切に反映するよう、ESGフレームワークを刷新した。ESGフレームワークは、責任ある方法で素晴らしい休暇体験を提供するための5つの明確な分野に焦点を当てている。すなわち、コミュニティーと環境の擁護、忘れられないクルーズ体験の提供、人権の促進と選ばれる雇用主になること、ネットゼロイノベーションの推進、および責任あるガバナンスである。
ロイヤル・カリビアン・グループのJason Liberty最高経営責任者(CEO)は「ロイヤル・カリビアン・グループでは、全員が可能な限り最高の休暇を提供し、それを責任ある方法で行うことに焦点を当てている。このリポートは、永遠に事業を成長させながら、継続的なイノベーションと持続可能なクルーズ業界を構築していくことへの当社の取り組みを反映している」と語った。
2021年サステナビリティリポートの発表は、ロイヤル・カリビアン・グループが世界自然保護基金(WWF)との新たな5年間のパートナーシップを締結したという最近の発表に続くものである。フラッグシップパートナーであるWWFは、同社が排出量、持続可能な観光などの分野で持続可能なビジネス慣行を確立し続けるのを支援する。
今年のESGリポートは、とりわけ同社のDestination Net Zero(デスティネーション・ネットゼロ)戦略を通じた脱炭素化への同社のたゆまぬ努力を強調している。この戦略は、Science-Based Targets(SBT、科学的根拠に基づく目標)を設定し、2050年までにネットゼロ排出量を達成することを目的とする。
「デスティネーション・ネットゼロ」は、他のESGイニシアチブとともに、ロイヤル・カリビアン・グループが継続的な炭素排出量削減、持続可能な事業の発展と成長、持続可能な観光、および廃棄物管理のための野心的で測定可能な目標を策定することを保証する。「デスティネーション・ネットゼロ」は、ロイヤル・カリビアン・グループが重視する、業界のイノベーションの触媒としての機能を要約しており、以下のような展開が含まれる:
*港内でのゼロエミッションを可能にする燃料電池ハイブリッド設計の導入。
*新たな船級のいずれもが、確実に従来よりも20%優れたエネルギー効率であるようにする燃料の柔軟性とイノベーションにより、同社の造船ポートフォリオの将来性を保証する。
*廃棄物をエネルギーに変換できる廃棄物管理技術の開発。現在、船隊のすべてが埋立て廃棄物ゼロであるよう装備されている。
*利用可能になり次第、陸上電源を通じた地元電力網への接続態勢の整備。
今年のリポートは、RCGの2021年の重要課題評価によって作成され、Global Reporting Initiative (GRI、グローバルリポーティングイニシアチブ)の2020中核(Core)リポーティング・スタンダードを参照している。このリポートはまた、可能な範囲でSustainability Accounting Standards Board(米国サステナビリティ会計基準審議会、SASB)の基準に準拠している。
ロイヤル・カリビアン・グループの2021年のサステナビリティリポートの閲覧と、同社の取り組みに関する詳細は、www.royalcaribbeangroup.com/sustainability を参照。
▽ロイヤル・カリビアン・グループについて
ロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group)(NYSE:RCL) は世界有数のクルーズ会社の1つで、世界の1000以上のデスティネーションに運航している63隻から成る船隊を擁している。ロイヤル・カリビアン・グループは、受賞歴のある3つのクルーズブランド―ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)、セレブリティクルーズ(Celebrity Cruises)、シルバーシークルーズ(Silversea Cruises)を所有および運営し、TUI CruisesとHapag-Lloyd Cruisesを運航する合弁事業の50%を保有している。これらを合わせ、2022年3月31日時点で10隻を追加発注している。詳しい情報は、www.royalcaribbeangroup.com 、またはwww.rclinvestor.com を参照。
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