＊8Kポイントツーポイント・ライブIP送信に対応したTVU G-Linkエンコーダーと、LTE／5Gネットワーク上でマルチカメラおよびシンクロナイズド遠隔プロダクション向けのTVU RPS Link Encoderを発表
【上海2022年5月5日PR Newswire】
クラウド・IPベースのライブビデオソリューションの市場と技術のリーダーであるTVU Networks（https://www.tvunetworks.com/ja/ ）は、2022 NABで公開された同社送信技術搭載の2つの重要な商品を発表した。TVUは、TVU G-Link（(https://www.tvunetworks.com/ja/products/tvu-g-link/ ）プラットフォームをインターネット接続での低レイテンシー、8K IPビデオ送信のサポートに適応させたほか、セルラーネットワークでマルチチャンネルREMIプロダクションを可能にするTVU RPS Link Encoder をTVU Remote Production System（https://www.tvunetworks.com/ja/products/tvu-remote-production-system-rps/ ）ファミリーに加えた。
TVU G-Link 8KとTVU RPS Link Encoder用のVS3500
TVU G-Linkは優れたポイントツーポイントIPビデオ送信プラットフォームであり、インターネット接続で高品質かつ低レイテンシーのビデオ送信を実現できるように設計されている。G-LinkはTVUのIS+プロトコル、リンクアグリゲーション、HEVC VBRエンコーディングを活用し、過酷なネットワーク状況下でも安定した送信を可能にする。TVU G-Linkファミリーは最大10ビット4K 50/60pをすでにサポートしており、新たにこのプラットフォームを8K 50/60p送信に対応した。8Kサポートは現在、技術デモンストレーションの段階ではあるが、TVUは今後このソリューションを製品化する予定である。
TVU NetworksのPaul Shen最高経営責任者（CEO）は「TVU G-Linkの基盤を形成する当社のIS+プロトコルとモジュラー設計の柔軟性によって、8Kエンコーディング／ディコーデイングをサポートするようにプラットフォー対応するのは比較的容易だった。スポーツやイベント放送などのアプリケーション向けにIPによる8Kアクイジションに対する需要は増加し始めている。当社はこの種の技術に対する世界規模のニーズがあるので、大いに自信を深めている」と語った。
TVU G-LinkプラットフォームはHEVCコーデックを使用し、商用インターネット上で1秒以内のレイテンシーで最大300Mb/sのビットレートでエンコードする。TVU G-Linkは可変の帯域幅接続での送信安定性のためのVBRエンコーディングも搭載し、8K信号を低い60Mb/sで送信することができる。
▽他のTVU G-Link機能
＊エンコーダーとディコーダーのユニットは1RUシャーシにパッケージされ、エンコーダー上で4 x 12G-SDIインプット（スクエアディビジョンと2SIモード）、ディコーダー上で4 x 12G-SDIアウトプット、最大16チャンネルのエンベデッドオーディオを搭載する。
＊TVUラックルーターと組み合わせると、TVU G-LinkはEthernet、WiFi、衛星などに加え最大6つの5Gモデムを統合し、遠隔地での高回線容量を提供できる。
＊8K送信に加え、このユニットはマルチカメラ、シンクロナイズド4K 50/60p REMIプロダクションに適応し、4Kスポーツ、イベント、スタジオのワークフロー向けの強力なソリューションを提供する。
TVU Networksのもう1つのマルチカメラ送信のブレークスルーは、マルチチャンネルREMIソリューションのTVU RPSラインである。NABで発表されたのはTVU RPS Link Encoderである。TVU RPS Link Encoderは、マルチカメラ、シンクロナイズド遠隔プロダクション能力（最大1080p）を提供し、5G／LTEモデム搭載、WiFi、Ethernet、衛星を含め最大12回線を統合するIS+を使用している。信頼できる固定IPコネクションが利用できない、ないしは不十分な遠隔地での使用に最適なTVU RPS Link Encoderは、ハイゲインの外部アンテナを搭載する最大6つの5Gモデムを搭載可能な2RUシャーシを特徴としている。RPS Link Encoderは、4チャンネルと6チャンネルのモデルとも最大2チャンネルのリターンビデオを装備している。
TVU RPS Link Encoderは、TVU Producerライブプロダクションプラットフォーム、TVU Partylineビデオコラボレーションツール、集中型シグナルモニタリング向けのTVU Command Centerを含め、既存のTVU RPSハードウエアディコーダーおよびTVUのCloud Productionエコシステム全体と互換性がある。クラウドでのすべてのRPS送信は、内蔵のエンコーダーウェブインターフェースを使用するかTVU Command Centerを通じて、コントロールされ、モニターされる。
▽他のTVU RPS Encoderの機能
＊一般インターネット上で500msのglass-to-glass低レイテンシー伝送と、CCUや遠隔カメラ操作のための低レイテンシー・ソースプレビュー（200－300ms）
＊チャンネルあたり最大15Mb/sのH264ないしはHEVCエンコーディング（VBRとCBR）
＊トークバックシステム、CCU、スイッチャータリー、遠隔カメラを含め、スタジオと現場間にあるIPベース周辺機器を接続するためのVLANチャンネル接続
＊チャンネルあたり最大15Mb/sのH264ないしはHEVCエンコーディング（VBRとCBR）
▽TVU Networks（R）について
TVU Networksは、ニュース、エンターテインメントメディア、スポーツ、企業、ストリーミング、教会、政府を含む多数の産業で同社のIPとクラウドベースのワークフローソリューションを使用する3000以上の顧客を擁する世界的企業である。TVUはAIや自動化技術を駆使し、ライブビデオコンテンツの収集、インデックス作成、制作、配信、管理を行うTVU MediaMindプラットフォームを使って、放送局が効率的なメタデータ作成とストーリー中心のワークフローを実現することを支援している。同社はメディアサプライチェーンの変革と合理化に必要とされるツール開発の最前線に立っている。TVUは、全世界の主要メディア企業のオペレーションで不可欠な企業になり、テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞（Technology and Engineering Emmy（R）Award）も受賞している。
ソース：TVU Networks
（日本語リリース：クライアント提供）
