【深セン(中国)2022年4月29日PR Newswire=共同通信JBN】Huawei Cloud(ファーウェイクラウド)は4月27日、Huawei Global Analyst Summit 2022(HAS 2022)で「Dive into Digital with Everything as a Service(エブリシング・アズ・ア・サービスでデジタルに飛び込む)」のセッションを開催して2021年事業の進展を紹介し、Everything as a Serviceへの投資を増加する計画を発表した。
Huawei CloudはHAS 2022で、同社のイノベーションの成果とサービスの計画を公表した。そのハイライトは以下の通り:
1 戦略
Huawei Cloudのグローバルマーケティング・セールスサービス担当プレジデントのJacqueline Shi氏によると、Huawei Cloudは2021年に急速な成長と飛躍を続け、重要顧客は59%、ARPU(1ユーザー当たりの平均売上)は33%それぞれ増加し、市場取引高も105%増えた。2022年にHuawei Cloudは「Dive into Digital with Everything as a Service」の戦略を深化させる。それはグローバルなアクセスのためのInfrastructure as a Service、イノベーションを容易にするTechnology as a Service、卓越性を共有するExpertise as a Serviceである。
2 実績
Huawei Cloudはインターネットとエンタープライズ・セクターで飛躍を続けた。同社の技術革新とクラウド・クラウドコラボレーションは中国のインターネット企業トップ50社のうちの80%にサービスを提供し、各社が質の高い成長を達成することに貢献した。Huawei CloudとHuawei Cloud Stackの間の相乗効果は政府機関と企業に向けたマルチクラウド・エコシステムを創出し、クラウド移行におけるさまざまな段階のニーズを満たしている。Huawei Cloudは600を超える電子政府クラウド、大手銀行の6行、12行の合資商業銀行のすべて、30超のスマート空港にサービスを提供した。
3 問題の解決
Huawei Cloudは2021年にEverything as a Serviceを提案した。同社は2022年にこの戦略を新たなレベルに引き上げる。
Expertise as a Serviceでは、Huawei Cloudはジョイントイノベーションとデジタルトランスフォーメーションにおける豊富な経験をMacroVerse aPaaSに集約し、シナリオに合わせたイノベーションを実現する。Huawei Cloudはクラウド移行における3つの困難な問題、すなわち意欲の欠如、方法論、ユーザビリティーについてコンサルティングを行い、クラウドインフラ、アプリケーションのクラウド化、データの有効化、デジタルトランスフォーメーションの計画を提供し、企業が簡単、スムーズかつ効果的にクラウド・ジャーニーを行えるよう支援する。
4 パイプライン
Technology as a Serviceに関し、Huawei Cloudはデジタルコンテンツ向けにMetaStudioを、AI開発向けにModelArts MLOpsを、ソフトウエア開発向けにDevCloudを、そしてデータガバナンス向けにパイプラインをそれぞれ構築し、業界向けSaaSがクラウド上でより大きな価値を生み出すことを可能にする。
50msサークル
Infrastructure as a Serviceについては、Huawei CloudはKooVerseを提供する。Huawei Cloudとパートナーは27の地理的地域で65の利用可能ゾーンを運営し、170の国と地域を網羅している。Huawei Cloudは7つの地域と42の重要国でグローバルデータセンターを展開し、新しいPOPノードを構築し、各サービスエリアのネットワークアクセス性能を向上させて遅延がわずか50msのクラウドカバレッジを実現する。
さらに、Huawei Cloudは産業市場への投資を増やし、クラウド・クラウドコラボレーション、Go-Global(世界への参入)、産業用インターネットといった分野でのサービスイノベーションを深化させ、顧客が事業スペースを拡大することに役立つ、より優れたテクノロジーとサービスを提供する。
Huawei Cloudは今後、「Dive into digital with Everything as a Service」の可能性をつかむために顧客、パートナー、開発者と協力して革新を継続し、インテリジェントな世界に向けたクラウド基盤を構築していく。