【長沙(中国)2022年4月4日PR Newswire =共同通信JBN】ズームライオン(Zoomlion)は3月30日、2021年決算を発表した。同社が獲得した営業収入(売上高)は671億3100万人民元で、前年比3.11%増加した。高所作業車、土木機械、新建設資材、農業機械、スマート農業などの新興部門が同社売上高の20%以上を占め、前年比でほぼ6%伸びた。
この数年間ズームライオンは、建設機械、農業機械・スマート農業、新建設資材の3つの主力部門の事業計画に力を入れてきた。2021年決算によると、ズームライオンは建設機械事業の安定を維持して向上させ、年間売上高は635億2300万元と、前年比3.49%増やした。コンクリート機械とエンジニアリング・ホイスト機械、建設ホイスト機械の主力3製品は拡大を続け、市場で強固な地位を占めている。
ズームライオンの新興部門である土木機械の販売収入は、前年の同じ期に比べて21%以上増加した。比較的利益率の高い中型と大型の掘削機製品の販売台数は大きく伸び、市場全体のシェアも着実なペースで上昇している。
ズームライオンの高所作業車の2021年売上高は33億5100万元で、前年比310.76%増と、大きく拡大した。現時点で高所作業車は4メートルから68メートルまでの製品分野を網羅しており、ズームライオンは中国で最も完璧なモデルをそろえた高所作業車メーカーである。海外市場でも好調な業績で、欧州や米国など一流市場を含めて5大陸の58カ国・地域で操業している。
AI搭載のインテリジェント農業機械は2021年に商業化が加速し、収穫機械と動力機械製品の信頼性は十分に刷新された。小麦機械や乾燥機、耕運機、ベーラー(梱包機)、田植え機械の市場シェアは中国の業界で最前線に立っている。
ズームライオンの新建設資材事業は全面展開している。乾燥混合モルタル機器事業が安定したペースで成長し、国内市場シェアではトップグループで安定した位置を確保した。
ズームライオンはさらに事業を多角化し、新興分野を加速させ、新しい未開拓市場で営業分野を開発していく。