【無錫(中国)2022年3月28日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部の江蘇省に位置する無錫市は、毎年恒例の桜祭りの開催地として国際的な脚光を浴びている。会場の亀頭渚景観区では、3月から4月まで数千本の素晴らしい桜が満開になる。
最近の新型コロナウイルスの大流行を受けて、3月24日の開会式典は現地とオンラインの両方で行われた。
桜祭りと同時に2022年無錫国際月間も始まり、桜の開花を祝うとともに、無錫と他の国々との友好と交流を強化する機会を提供している。一連の国際交流・協力活動、展示会、双方向的な体験が1カ月間にわたって開催される。
イノベーション協力活動もハイライトの1つで、例えば、3月24日に開かれた東アジア地域の包括的経済連携(RCEP)の友好都市協力フォーラムは、RCEP協定の署名を受けて、地方自治体間の共同作業を深化させることで合意した。アジア太平洋地域の大規模な貿易協定であるRCEPは今年1月1日に発効した。
また、欧州からベンチャーキャピタルファンドや最先端の科学技術プロジェクトをさらに誘致し、無錫でハイエンド科学技術イノベーションサミットを開催するために、中国と欧州の持続可能な開発産業と金融に関する協力会議も開かれる予定になっている。
このほか、無錫と多国籍企業のビジネスの強化に関する会議や生命健康産業の会議など、商工業の振興を図る活動も行われる。
さらに、今回のイベントでは、国際イノベーションと起業コンペティション、短編ビデオのコンペティション、約40の通商・貿易プロジェクトの署名式典が行われるほか、無錫市の国際化促進を目的とした国際人材出入国サービスセンターも開設される。
開催式典では、友好公園の開園式、無錫友好使節の任命式など、民間による一連の国際友好活動が行われた。