Smart AxiataがClouderaと提携しデータ駆動型組織への移行を加速

Cloudera, Inc.

2022-03-15 23:04 1942

【シンガポール2022年3月15日PR Newswire＝共同通信JBN】

＊カンボジアの大手通信事業者がClouderaを活用し、デジタルに精通したコミュニティーのニーズにより適切に対応するためのさらに迅速な知見を提供

エンタープライズデータクラウド企業であるCloudera（Cloudera ）は15日、カンボジアの通信事業者Smart Axiataが、自社の営業実績加速を支援するためClouderaを選定したと発表した。Smart Axiataはこのパートナーシップを通じ、カンボジアでデジタルに精通した社会を構築するという同ブランドのコミットメントに沿い、データを使用して顧客サービスを改善し、800万人の顧客のニーズを予測するターゲットを絞ったオファーを提供したいと考えている。

Smart Axiataは大手通信事業者として、前例のないスピードで毎日大量のデータを処理している。同社はこれまで、従来のデータウエアハウスで実行されている個別のデータレイクを使用していたため、さまざまなデータサイロが発生し、機能間のコラボレーションが妨げられ、組織がデータを効果的に利用できなくなり、これらの異種システムを管理するために過剰なリソースが必要となり、データフローと系統（lineage）の追跡が不可能になっていた。Smart AxiataはClouderaのサポートにより、複数のデータレイクと従来型データウエアハウスから単一のデータレイクに移行した。これにより、ソースの数が合理化され、データ系統をより簡単に追跡できるようになり、Smart Axiataにデータのより明確なビューが提供された。新しいデータレイクは、Smart Axiataのすべてのアプリケーションの信頼できる唯一の情報源として機能し、組織内のデータを民主化し、さまざまなビジネス機能へのセルフサービスアクセスを容易にしている。

単一のデータレイクの導入以来、Smart Axiataは大量のデータを処理し、より詳細な知見を導き出して、より良い顧客体験を提供することができるようになった。以前はリポートを1日ベースでしか作成できなかったが、より詳細なリポートを1時間ごとに完了し、タッチポイント全体の顧客体験をリアルタイムで可視化できるようになった。これによりSmart Axiataは、ネットワーク関連の問題を迅速に解決できるだけでなく、コンテキストに応じたリアルタイムマーケティングを顧客に提供することができるようになった。

Smart AxiataのKalyan Achyutuni最高情報責任者は「Clouderaで信頼できる唯一の情報源を実現する能力により、Smart Axiataはこれまで不可能だった多くのことを実行できるようになった。データを活用することで、顧客の360度ビューを取得し、顧客体験を向上させ、ネットワークパフォーマンスを向上させ、イノベーションを推進することができる。このソリューションにより、顧客向けアプリを作成することもできるようになった。これにより、カンボジア人は自分の都合の良いときにアカウントとサービスを管理し、デジタルの知識を向上させることができるようになった。顧客はコールセンターエージェントの負荷を40％削減しながら、自分の問題を解決することができる。この改善により、スタッフは効率や収益性を改善するために他のタスクに集中できるという、より効率的な運用が可能になった」と語った。

ClouderaのRemus Limアジア太平洋地域担当バイスプレジデントは「通信事業者は多数のデータソースにアクセスできるため、大量のデータを収集および生成する。顧客のニーズに密接に対応するには、エンドツーエンドのデータライフサイクルを管理および保護して知見を収集し、データ主導の意思決定を行う必要がある。Smart Axiataがデータ主導型の組織になり、ハイブリッドデータクラウドのジャーニーを将来にわたって利用できるようにするため、データから価値を引き出し続けるサポートをすることにコミットしている」と語った。

独自に、シームレスにデータにアクセスできることは、マーケティング、ネットワークエンジニアリング、情報技術などの複数のビジネス機能にわたるイノベーションとコラボレーションを促進するために不可欠である。新しいデータアーキテクチャーにより、さまざまなデータサイロが除去され、部門間のコラボレーションが促進され、組織がデータを効果的に利用できるようになる。これは、組織が一元化されたデータガバナンスを確立し、特権アクセス管理、セキュリティー、およびユーザー数の観点からより優れた制御を実行することもサポートしている。このシフトにより、企業のデータを支配・管理するために割り当てられた組織的リソースも最適化している。

▽Clouderaについて

Clouderaは、データは今日不可能なことを明日には可能にすると信じている。当社は、人々が複雑なデータを明確で実用的な知見に変える支援をしている。Clouderaは、エッジからAIまで、いかなる場所の、いかなるデータにもエンタープライズデータクラウドを提供する。Clouderaは、オープンソース・コミュニティーの絶え間ないイノベーションに支えられ、世界の最大手企業のデジタルトランスフォーメーションを推進している。詳細は、Cloudera.com（Cloudera.com ）を参照。

Clouderaおよび関連する表記は、Cloudera, Inc.の商標または登録商標である。その他全ての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標の可能性がある。

▽Smart Axiataについて

カンボジアの大手移動通信事業者であるSmart Axiata Co., Ltd.は、現在「Smart」ブランドで800万人の加入者にサービスを提供している。Smart Axiataは、アジア最大の通信グループの1つであるAxiata Group Berhadの傘下にある。

Smartは、カンボジアのモバイル技術進歩の最前線にいる。Smartは、2014年に4G LTE、2016年に4G+、HD Voice（VoLTE）を備えた4G+、2017年にLTE Advance Proを導入した最初のネットワークだった。2019年半ば、Smartはカンボジア初の5Gライブショーケースを主催し、モバイルデータのリーダーシップの地位を明らかにした。Smartは、2G、2.5G、3G、3.75Gのモバイルサービスのほか、190カ国以上での国際ローミングも提供している。同社の広範な全国的なネットワークは、カンボジアの人口の99％をカバーしている。

同社はまた、多くの革新的製品やライフスタイルエンターテインメントの価値提案を導入し、急速にデジタルライフスタイルブランドへと変貌を遂げつつある。これには、Universal Music、Apple、Facebookとのさまざまな国際的ブランドパートナーシップのほか、Smart Insurance、SmartPay、Pleng by Smart、Pi Pay、SmartNasなどのデジタルサービスが含まれる。Smartは、2022年までにカンボジアでナンバーワンの最も愛される通信技術ブランドになることを目指しており、国家の社会経済的成長のための企業の社会的責任と持続可能性のアジェンダを有している。