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「カーボンニュートラル」が未来をつくる- Fang博士はMWCで何を見たか

Huawei
2022-03-11 13:23 4402

【バルセロナ(スペイン)2022年3月11日PR Newswire=共同通信JBN】2000社以上の企業の参加を引きつけた2002 Mobile World Congress(MWC)は、バルセロナで2月28日から3月3日まで開催されて成功を収めた。世界のモバイルコングレスのトップとしてのMWC 2022は、5Gや人工知能(AI)、クラウドネットワーク、インターネット・オブ・エブリシングなどのホットな話題に焦点を当てた。MWC 2022はパンデミック以降で初の重要展示会であり、最大の規模となった。

ゲストたちは、ファーウェイ(Huawei、華為技術)のグリーンな情報通信技術(ICT)とその実践を無視できず、このICTの巨人がカーボンニュートラルの時代に何をしようとしているのかを見ようとする数千人の人々が集まった。

Huawei Digital Powerの副社長兼最高マーケティング責任者(CMO)であるFang Liangzhou博士は、Huawei Digital Powerのビジョンに基づいて「デジタル&スマートフォレスト」(Digital & Smart forest)と名付けられた展示エリアを公開した。Fang博士はファーウェイの展示エリアの前で、新技術と製品、ソリューションを通じたカーボンニュートラルについて自らの知見と考えを共有した。

カーボントークでの Fang博士
カーボントークでの Fang博士

MWCエクスポのホール1には、継続的な技術革新と、より良く、より環境に優しい未来の構築を通じて、顧客のための価値を創造し続けるファーウェイのビジョンを要約した「グリーンな未来をライトアップする」(Lighting up the Green Future)というスローガンが登場して人々を魅了した。

通信事業者のグリーン開発戦略を支援するためにファーウェイは、「More Bits、Less Watts」(より多くのビット、より少ないワット)の視点を提唱し、通信事業者が継続的にネットワーク能力を増強し、単位ビットのエネルギー消費を削減するのを手助けするためにグリーンサイト-グリーンネットワーク-グリーンオペレーションの体系的ソリューションを採用した。1サイト・1キャビネットおよび1サイト・1ブレードで、エネルギーOPEXを増やすことなく5Gを追加することにより、ファーウェイはエネルギー効率を89%から97%に向上し、ワット当たりのコストを20%引き下げた。こうしたデータは、グリーン5Gの未来の美しい風景を私たちに与えてくれる。

デジタルサービスの普及と加速、データセンターの高密度化に伴い、従来の具体的アーキテクチャーがますます複雑になり、構築と展開、運用、保守、管理により多くの時間と手間がかかるようになる一方で、信頼性が低下している。従って、ファーウェイはモジュール性に基づいてModularity Intelligenceの2輪駆動に焦点を当て、アーキテクチャーの再構築、温度管理、運用&保守、電源ソリューションの4つの主要な再構築を通じて、次世代データセンターをミニマリズムと環境保護、インテリジェンス、信頼性の分野で新たな水準に到達させる。

ICT技術開発の進化と環境に優しいICT技術の加速によって、ファーウェイのような設備メーカーがMore Bits、Less Wattsを実践し、理論と素材、アルゴリズムの突破口を開き、二酸化炭素の削減と省エネを実現して業界の振興を図る努力をすることも予見される。

ソース: Huawei