ジュネーブ, 2022年3月10日 /PRNewswire/ -- 3月20日の世界口腔保健デーに先立ち、FDIと歯科業界の著名な利害関係者が特別オンラインイベント（3月17日）を通じて、口腔衛生の未来を形づくる上でのイノベーションとテクノロジーの役割について話し合う。
世界口腔保健デー（WOHD）（http://www.worldoralhealthday.org/ ）は、毎年3月20日に世界中で祝われている。口腔疾患の負担に対処するための多部門対応を提唱する2022年のWOHDキャンペーン「幸福と健康のために、自らの口元に誇りを（Be Proud of your Mouth for your happiness and well-being）」の精神の基、FDI国際歯科連盟（FDI）は著名な歯科業界のパートナーをウェビナー（https://www.fdioralhealthcampus.org/webinar/world-oral-health-day-2022-how-can-industry-drive-innovation-to-improve-oral-health/ ）に招き、口腔衛生の未来を形づくる上でのイノベーションとテクノロジーの役割について話し合う。
2022年のWOHDキャンペーンは、不健康な口元が、感情的、社会的、精神的、全身の健康状態といった生活のあらゆる側面に深刻な影響を及ぼしかねないことを強調している。このため、一般市民、政府および政策立案者、歯科業界といった利害関係者グループが一致協力して、全世界で約35億人が罹患し、永久歯の虫歯（う蝕）が世界で最も多い疾患である口腔疾患に取り組む必要がある。
今日、新たなテクノロジーが歯科医療に革命をもたらしつつあり、歯科医療従事者の労力を軽減し、患者の体験を向上させ、十分な治療を受けられていない人々や弱者への医療アクセスに対処し、持続可能な診療への転換をリードしている。WOHDの公式業界パートナーが参加するウェビナーは、主要なイノベーションリーダーが世界の人々の口腔衛生と生活の質の向上のために行っている貢献に焦点を当てる。
WOHD作業部会長のPaulo Melo教授は「われわれは毎年3月20日に、個人、医療システム、経済などあらゆるところに影響を及ぼしている口腔疾患の世界的負担を軽減するため、世界が一致団結するよう要請している。良好な口腔衛生は、全身の健康、幸福、生活の質にとって不可欠だ。業界パートナーは、口腔疾患の予防、早期発見、治療の促進に必要な製品、技術、機器の提供で重要な役割を担っている」と語る。
重要なキャンペーンパートナーであるユニリーバ（Unilever）、デンツプライシロナ（Dentsply-Sirona）、アライン・テクノロジー（Align Technology）が、歯科医療従事者が口腔疾患を予防、早期発見、ケアできるようにし、人々が自らの口元に誇りを持てるようにすることで、口腔衛生の未来を形づくっていく戦略、技術、ツールを、それぞれの立場から発表する。
ユニリーバ（http://www.unilever.com/ ）は、同社の新たなキャンペーン「手遅れになる前に（Don't Wait Until It's Too Late #TalkToADentist）」キャンペーンと、遠隔歯科のメリットを強調する予定。同キャンペーンは、誰もが便利で安価な専門的歯科治療を受けられるようにすべきだとの信念に基づいている。
アライン・テクノロジー（https://www.aligntech.com/ ）は、歯科用デジタル技術が、いかに患者教育や治療体験の向上、臨床医が長期的な口腔衛生の旅の一環としての予防ケアを確立するのに役立つかを説明する予定。
デンツプライシロナ（https://www.dentsplysirona.com/ ）は、同社の最新デジタル・イノベーションが、質の高い治療へのアクセスをいかに増やし、人工知能を搭載したエンドツーエンドのデジタルワークフローで患者中心のソリューションを実現し、歯科医療従事者が、最も重要な患者の治療と健康な笑顔づくりに集中できるようにしているかについて説明する予定。
同オンラインイベント（https://www.fdioralhealthcampus.org/webinar/world-oral-health-day-2022-how-can-industry-drive-innovation-to-improve-oral-health/ ）は、3月17日の中央欧州時間午後2時つまり米東部時間午前8時に始まり、Oral Health Campus（https://www.fdioralhealthcampus.org/ ）でストリーミング配信される予定。ウェビナー（https://www.fdioralhealthcampus.org/webinar/world-oral-health-day-2022-how-can-industry-drive-innovation-to-improve-oral-health/ ）に参加し、こうした破壊的イノベーションが、将来的に患者の口腔衛生に関する知識や行動にいかに大きな影響を与え得るのか、歯科医師や歯科チームが個人レベル、集団レベルの両方で、いかにより安全で効果的な介入を行えるようになるのかを発見してほしい。
写真は、AP Images（http://www.apimages.com ）で入手可能。
▽メディア問い合わせ先
Chaz Jagait
FDI Communications and Advocacy Director
Mob.: +41 79 796 76 13
Email: cjagait@fdiworlddental.org
▽世界口腔保健デーについて
毎年3月20日に祝われる世界口腔保健デー（WOHD）は、FDI国際歯科連盟が口腔疾患の予防と管理に関する世界的な認識を高めるために創設した。www.worldoralhealthday.org ; #WOHD22 #MouthProud
WOHDグローバルパートナー：アライン・テクノロジー、デンツプライシロナ、ユニリーバ
WOHDサポーター：リグレー・オーラルヘルスケアプログラム（Wrigley Oral Healthcare Program）、リステリン（R）
▽FDI国際歯科連盟（FDI World Dental Federation）について
FDI国際歯科連盟は、世界中の100万人を超える歯科医の中心的代表機関の役割を果たしている。会員は、約200の各国歯科協会と130を超える国の専門家団体である。 FDIは、世界を最適な口腔衛生に導くとのビジョンを掲げている。
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