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LG Energy SolutionがCAMX Powerからリチウムイオンバッテリー用の先進的なカソード材プラットフォームGEMX(R)のライセンスを取得

CAMX Power
2022-03-07 21:29 1239

【レキシントン(米マサチューセッツ州)2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】LG Energy Solution Ltd.(LGES; KRX: 373220)とCAMX Power LLC(CAMX)は、LGESがCAMXの知的財産の下でライセンスを取得したと発表した。これは、特に電気自動車 (EV)用リチウムイオンバッテリーに使用するニッケルベースの高エネルギー高出力カソード材GEMX(R)プラットフォームに関するものだ。

GEMXプラットフォームは、米国、欧州連合(EU)、韓国、日本、中国を含む全世界で主要な特許を取得しているCAMXの基本発明をベースとしている。GEMXの発明は、分子工学的手法により、コバルトやアルミニウムなどをカソード粒子の重要な位置に配置し、あらゆる種類の高ニッケル材料において、より少ないコバルトの使用で、より高い安定性と性能、そして低コストを実現するものだ。GEMXは、電気自動車用リチウムイオンバッテリーで現在使用されている、あるいは今後10年以上使用されると予想される高ニッケル化学物質NMC、NCA、NMCA、LNOを強化し、幅広いクラスのカソード材を可能にする。その派生製品は、gNMC(TM)、gNMCA(TM)、gNCA(TM)、gLNO(TM)としてブランド化されている。

CAMXの創業者兼社長のSahin博士は次のように述べた。「LG Energy Solutionは、LG Chemからこのほど分離独立した会社で、リチウムイオンバッテリーの世界的に主要な、もしくはそこまでいかなくてもサプライヤーの1つだ。CAMXは、現在は独立した一流かつ革新的なセルおよびバッテリーのサプライヤーとしてLGESがGEMXプラットフォーム、中でもgNMCA誘導体を特に電気自動車向けというLGESの提案のためにカソード材の選択肢に加えたことを光栄に思う。自社で生産を試みる代わりに、LGESのような著名で実績のある企業と協力することで、CAMXの発明が社会の利益のために迅速かつ幅広く市場に投入される。特に環境面で有益なコネクティッドおよびセルフアウエアEVは、運輸で支配的な地位になり、それ自体が数兆ドルの産業となる準備が整っている。LGESは、この分野において間違いなく重要な変革企業の1つであり、GEMXと他のカソードの選択肢を組み合わせることで、消費者と環境のより大きな利益のためのより良く、より安価で、はるかに長い航続距離を持つEVの実現に貢献することができるだろう」

▽LG Energy Solutionについて

LG Energy Solution(KRX:373220)は、電気自動車(EV)、モビリティー& ITアプリケーション、エネルギー貯蔵システム(ESS)向けに先進的なリチウムイオンバッテリーを提供するグローバルリーダーだ。30年にわたる先進的な電池技術の経験を生かし、持続可能な生活の実現に向けて急成長を続けている。米国、欧州、アジア、オーストラリアにまたがる強固なグローバルネットワークにより、LG Energy Solutionは、未来のエネルギーを一歩でも近づける革新的な技術の開発にこれまで以上に力を注いでいる。LG Energy Solutionは、ESGビジョン「We CHARGE towards a better future(よりよい未来に向けて突き進む)」の下、環境を優先し、社会的責任を果たし、持続可能な未来を形作るために最大限の努力を行っている。詳細な情報は、https://www.lgensol.com を参照。

▽CAMX Powerについて

CAMX Power LLCは米国有数の規模を持つ独立系リチウムイオンバッテリー材料・設計企業で、米マサチューセッツ州ボストン近郊に本社を置く。

同社は、初期段階の技術を成熟させ、リスク回避され、知的財産が保護され、スケール化もしくはスケール化の準備が整ったものにし、その後、それらを深い技術移転によって、大手メーカーのパートナーが拡張、製造、製造・販売できるよう使用権を認め、これにより社会と環境の向上に一層大きく急速な影響を実現する。

GEMXと同社のより重要な提案であるCAM-7(R)は、20年にわたる開発と2億ドル近い投資の集大成である。CAM-7は2016年にBASFからライセンス供与された。2020年、GEMXはサムスンからライセンス供与され、現在広く実用化されている。GEMXはプラットフォームとして、すべてのニッケルベースのカソードを改善し、主要なセルおよび材料メーカーが提供するemobility(TM)およびeportability(TM)エネルギー貯蔵を大幅に向上させることができる。

CAMXは、リチウムイオンバッテリー材料合成施設、開発目的のカソード製造パイロットプラント、設計目的の高度なセル製造施設を運営している。

詳細な情報は、www.camxpower.com を参照。

▽Kenan E. Sahin博士について

CAMXの創業者兼社長であるKenan E. Sahin博士は、TIAX LLCの創業者兼会長でもあり、2014年に同社からCAMXをスピンオフさせた。これに先立ち、Kenan Systemsを創業し、通信課金プラットフォームであるArbor/BPを主要製品として、6カ国で1000人のスタッフを抱えるまでに成長させた。1999年にKenan SystemsをLucent/Bell Labsに売却し、Bell Labsの技術担当副社長を経て、2001年にボストンに戻り、TIAXを創業した。LucentはArbor/BPをKenan/BPと改名し、最終的に売却した。そのプラットフォーム(元々はAIとビッグデータに基づく)は現在、世界で10億人以上の通信契約者を処理しており、この種ではこれまでで最大である。

Sahin博士は、3社とも自己資金で創業し、成長させた。Kenan Systemsは1000ドルで創業した。同博士はMITの終身名誉会員、以前はアルゴンヌ国立研究所理事など、非営利団体の理事を務めており、現在も、ボストン交響楽団など数多くの非営利団体の理事を務めている。同博士の技術の発明、特許、貢献は多岐にわたる。これに先立ち、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学、マサチューセッツ大学アマースト校で教鞭をとった。米国議会が認定するEllis Island Medal(エリス島勲章)をはじめ、数々の賞を受賞している。

▽メディア問い合わせ先

LG Energy Solution
Global Communications Team
Sally Seung Yeon Lee
lsyciel@lgensol.com
+82-2-3773-6571

Ashlee Semin Shin
ashin0@lgensol.com
+82-2-3773-4381

CAMX Power
Terry Lundstrom
Lundstrom.Terry@camxpower.com
+1-978-484-5000

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ソース: CAMX Power
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