【バルセロナ（スペイン）2022年3月7日 PR Newswire ＝共同通信JBN】ファーウェイ（Huawei、華為技術）はバルセロナのMobile World Congress 2022（MWC）で、世界市場に向けた最新の地図ナビゲーションシステム、Petalマップを発表した。このソリューションは、モバイル電話のハードウエアとインテリジェントなアルゴリズムを使って、屋外および屋内の正確な位置情報、車線案内、オフライン地図、3Dアーキテクチャー（展示のためにバルセロナのランドマークを使用）、スマートフォンや時計など複数の端末との連携、複数の Nearby Lifeサービスを含む革新的なマッピング機能のパッケージを提供する。
Petalマッププラットフォームは、世界のデベロッパーとパートナーにマッピングサービスと機能を公開し、地理的な位置情報に製品とサービスを依存する業界の企業やサービスプロバイダーにあらゆるシーンでのマッピングソリューションを提供して、モビリティーライフの未来にまったく新しい展望を開く。
▽革新的な技術と複数の端末との連携が、強力なナビゲーション機能を実現
Petalマップの車線案内機能は、複雑な道路状況に直面した運転者に対して出口や曲がり角を見逃さないようにタイミング良く指示を出して、的確な車線変更の判断を支援する。 また、Petalマップがオフライン地図機能を提供することから、インターネット接続がなくとも運転者は検索とナビが利用でき、事前にダウンロードした地図データを通じていつでも心配なくナビゲーションを可能にする。
さらに、複数端末および複数スクリーンとの連携機能も実装している。例えば、ウォッチ連携ナビゲーションによって手首を上げるだけでルート案内が可能になる。スマートフォンP50 Pocketの場合、メインのスクリーンがナビゲーションを表示し、カバースクリーンで通知機能に素早くアクセスできる。この真に革新的な機能は、MWC 2022で大きな関心の的となった。
Petalマップの車線案内
Petalマップの時計連携ナビゲーション
▽自然な色合いと3Dアーキテクチャーで現実世界の環境を表示
Petalマップの優れたビジュアル表示効果は、現実世界をリアルで鮮やかに再現しながら、通りや建物のディテールをシャープかつ強調して没入感のあるユーザー体験を提供する独自カラーリングコンセプトPractical Color Coordinate System（PCCS）の採用によって実現した。Petalマップは、異なる地域や道路の色のコントラストの強調、都市と郊外の区別、隣接する道路間の標高差の表示などが可能である。Petalマップは、先進的なUI設計のインタラクティブな体験で2021 German Red Dot Design Awardを受賞した。
Petalマップはその3D機能処理をフィラ・デ・バルセロナ・グランビア、サグラダ聖家族教会、カサ・ミラ、カンプ・ノウスタジアム、カタルーニャ広場を含むバルセロナの8つのランドマークに適用し、これらの有名な場所を驚くほど詳しく表示した。
例えば、Petalマップの3D表示でフィラ・デ・バルセロナ・グランビアを詳細に見ることができる。さらに、主要諸国の高速道路や高速車線は3D道路標示をサポートする。
Petalマップの3Dランドマーク
Petalマップの3Dランドマーク
Petalマップは多くのライフサービスプロバイダーをパートナーに持ち、タクシー手配やホテル予約、食事の手配などのほか、現地のエンターテイメント施設や名所の情報など複数の近隣サービスへのアクセスを提供してユーザーのニーズに応え、パートナーにトラフィックの新たなソースと開発の可能性を提供している。今回のリリースでPetalマップは、バルセロナのホテル、レストラン、美術館など興味のある場所に関する包括的で詳細な情報を含む旅行ガイドを開始した。
▽能力の公開とパートナーとの協力で、マッピングのエコシステムを構築
Petalマップは、ワンストップの豊かなマッピングサービスソリューションを提供する独自の地図および測位機能を統合して、デベロッパーとパートナーを支援する。Petalマッププラットフォームは現在、屋内測位、高度のほかに、デベロッパーやオペレーターに向けて、タクシー、食べ物のテークアウト、物流、eコマース、ホテル、レストラン、ソーシャルネットワーキングサービス用の地図編集など22のサービスを提供し、パートナーの大幅な開発コスト削減、効率的なデジタルトランスフォーメーションの実現を支援している。
Petalマップアプリは2020年の提供開始以来、急拡大を遂げて160以上の国や地域にサービスを大きく拡大し、世界中に月間2000万人以上のアクティブユーザーがいる。Petalマップは引き続き、プラットフォームの機能を豊かにし、新たな最先端技術の特定と統合を行うとともに、ナビゲーション技術のリーダーとのコラボレーションによって、マッピングエコシステムのさらに完成させ、ユーザー体験を向上させる。
ソース：HUAWEI
