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BRIが年次株主総会で26兆4000億インドネシアルピアの配当を決定

PT Bank Rakyat Indonesia Tbk (BRI)
2022-03-07 11:16 1530

【ジャカルタ2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】PT Bank Rakyat Indonesia (Persero) Tbk. (IDX: BBRI)は2022年3月1日、ジャカルタで2022年度株主総会(AGMS)を開催した。AGMSでBRIは親会社株主に帰属する連結純利益から85%、額にして26兆4000億インドネシアルピア(IDR)の配当金の支払いを決定した。

2022年3月1日に開催された2022年株主総会でのBRI取締役各氏
2022年3月1日に開催された2022年株主総会でのBRI取締役各氏

累積期日以前に自社株の名義変更があると仮定すれば、この配当金は1株当たり174.23インドネシアルピアに相当する。これは1株当たり98.90インドネシアルピアだった2020年の配当金に比べ、76.17%の増加である。

2021年を通じた健全かつ持続可能な業績の伸びを背景にBRIは、85%、額にして26兆4000億インドネシアルピアの配当金支払いを決めた。一方、残る15%、額にして4兆6600億インドネシアルピアは利益剰余金に充てられる。

配当に関し、インドネシア政府の持ち株比率分である少なくとも53.19%、額にして14兆400億インドネシアルピアは国の一般財務会計口座に預け入れられる。

85%の配当性向は、BRIの強力な資本構成と、事業拡張と将来発生する可能性のあるリスク予測への最適な流動性の結果である。85%の配当性向により同行の自己資本比率(CAR)は最小限の20%に保たれる。

配当金支払いに加えてBRIは、これまでに発行され、インドネシア証券取引所(IDX)に上場されている額面価格3兆インドネシアルピアに上る自社株の買い戻しについても承認を得た。

BRIのSunarso取締役社長は「この買い戻しは、従業員の持ち株比率を引き上げ、目標の達成と業績改善に対するBRI従業員のより最適な貢献を促すことを目的にしている」と語った。

AGMSはさらに、金融サービス庁(FSA)から承認を受け、適用法および規則の条項に順守している同行の理事会と取締役会の新しい構成も発表した。

Sunarso氏は「BRIは、品質と持続可能な成長を維持し、東南アジアで最も価値ある銀行グループと金融包摂のチャンピオンになるという2025年ビジョンを達成するために、BRIVolution 2.0トランスフォーメーションの旅を続けていく」と締めくくった。

BANK BRI に関する情報はウェブサイト(www.bri.co.id )を参照。

ソース: PT Bank Rakyat Indonesia Tbk (BRI)
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キーワード: 銀行/金融サービス