ファーウェイとFlexxible ITが産業O&M Hi-Ops 3.0サービスソリューションを発表

Huawei

2022-03-04 14:29 1492

【バルセロナ（スペイン）2022年3月4日PR Newswire＝共同通信JBN】Mobile World Congress 2022で、ファーウェイ（Huawei、華為技術）とFlexxible ITパートナーは、デジタル産業O&M（運用および保守点検）サービスを構築するための産業O&M Hi-Ops 3.0サービスソリューションを発表した。

デジタルトランスフォーメーションの深化に伴い、従来のO&Mモードは変化してきた。O&Mプラットフォームは、O&Mデータを収集、整理、分析し、O&M価値のベースラインを徐々に定義することで、O&Mの価値をより可視化する。次に、大規模なログ解析などの先進技術が広く利用され、O&Mの効率を向上させ、コストを削減する。

ファーウェイは産業O&M Hi-Ops 3.0を正式に発表した。これは簡単に言えば「1+2+3=N」である。運用O&Mの価値、状況把握、リスク予測などを可能にする。業界O&M Hi-Ops3.0ソリューションにおいて、「1」はファーウェイが開発した統合O&MプラットフォームIMOC（Intelligent Maintenance and Operation Center）を指す。「2」は、基本的なO&MサービスとデジタルO&Mサービスという2種類のO&Mサービスを指す。基本的なO&Mサービスには、O&Mコーディネーション、ルーティーンO&M、O&M管理、継続的な改善などが含まれる。デジタルO&Mサービスには、O&Mデジタルトランスフォーメーションコンサルティング、O&Mデジタル構築、O&Mデジタル運用が含まれる。「3」は、プラットフォームコンポーネントパートナー、適応開発パートナー、ソリューション共同パートナーの3種類のパートナーを指す。「N」は、スマートシティー、スマート運輸、スマートファイナンス、スマート政府など、さまざまなO&Mシナリオを指す。

O&Mの価値運用化：事業目標によるO&M価値モデルやシステムを構築することを意味する。O&Mの目的をサービス目的から整理し、O&M目的に基づいた指標体系を構築し、システムモデリングを行った後に、プラットフォームを固め、サービス結果を検証し、最終的にO&Mの継続運用を段階的に実施する。

状況認識：サービスチェーン、データチェーン、配置チェーンのすべてのリンクを合理化し、サービス認識マップを描き、リアルタイムのサービス状況認識を実現する。データとアーキテクチャーの関連性を可視化して、サービスの障害を迅速に区別し、特定する。これには、サービスやサービスの問題の特定と追跡、システムリソースの問題の特定と追跡、ハードウエアの障害の特定と追跡、イベントの相関性と影響の分析が含まれる。

リスク予測：フルスタックモニタリングからスタートし、プラットフォーム層、データ層、サービス層、アプリケーション層のデータをキャプチャし、状態取得としきい値管理、モデルアルゴリズム管理、データ関連分析、アクティブ検出、ユーザー行動シミュレーションにより、5000以上の障害ツリーを作成する。インテリジェントな予測モニタリングである。

Huawei industry O&M Hi-Ops 3.0には、3つのタイプの機能性パートナーが含まれる。プラットフォームコンポーネントパートナーは、ITインフラストラクチャー監視、IPアドレス管理、APM、3D可視化、ネットワークパフォーマンス管理などの成熟したコンポーネントを導入し、顧客の要件を迅速に満たすことができる。適応開発パートナーは、可視化設計開発、ポータル適応開発、アダプター開発、プロセス相互接続、ツール統合など、顧客に合わせた適応サービスを提供する。ソリューションパートナーは、データ可視化ソリューション、リモートO&Mソリューション、アプリケーション監視ソリューションなど、O&Mサービスソリューションを共同で提供する。

Flexxible ITは、ファーウェイ認定のCSPだ。スペインに本社を置き、欧州と米国に支社がある。Flexxible ITは、年中無休のサポートチームを有し、顧客の緊急対応やメンテナンスをサポートする。また、年中無休のプロアクティブ監視システムを備えており、顧客がハードウエアの問題を予防・特定できるよう支援している。Flexxible ITの最高技術責任者（CTO）であるKilian Arjona氏は「ファーウェイは昨年からFlexxible ITと協力している。現在、ファーウェイは複数のNAと協力している」と述べた。

今後、ファーウェイはより多くのパートナーと協力し、人々のデジタルトランスフォーメーションをカスタマイズし、より多くのトランスフォーメーションの価値を刺激していく。

Flexxible ITのCTOのKilian Arjona氏