【北京2022年3月4日PR Newswire=共同通信JBN】障害者のためのスポーツの促進は、国の障害者を支援する中国の取り組みの不可欠な部分になっている。2022年冬季パラリンピック大会を主催することで障害者にとってより多くの機会が生まれ、彼らの夢を実現できるようになる-China Disabled Persons' Federation(中国障害者連合会)主席で北京冬季パラリンピック中国代表団団長の張海迪(Zhang Haidi)氏は、Decision Makers向けの独占記事の中でこう述べた。Decision Makersは、影響力のあるリーダーが現在の世界を形作る出来事に関する洞察を共有するためのCGTNのグローバルプラットフォームである。
張氏は2022年オリンピック・パラリンピック大会の北京の招致委員会の重要なメンバーだった。同氏によると、2008年北京パラリンピック大会は、中国における障害に関する取り組みの進展を促進するのに大いに役立った。2016年以来、われわれは中国の冬季障害者スポーツの継続的な進歩を目の当たりにしており、選手の数は50人未満から1000人を超え、冬季大会のすべての主要競技をカバーしている。
張氏は、2022年北京パラリンピック大会を受け入れるために、中国は競争力のある冬季パラリンピックチームの設立から、National Ice Sports Arena for People with Disabilities(国家障害者氷上スポーツ競技訓練館)やその他多数の新しいアクセシビリティー施設の建設に至るまで、十分な準備を整えたと述べた。
2022年冬季パラリンピック大会の開催国として、中国は障害者に関する取り組みの進展を促進し、障害者スポーツの全体的なレベルを向上させ、より多くの障害者がスポーツに従事するよう促す決意である。中国は、障害者の権利と利益を保護する国連条約の策定を求めた最も初期の国の1つであり、UN Convention on the Rights of Persons with Disabilities(国連障害者の権利に関する条約)の最初期の署名国の1つだったことは言及する価値がある。一方、障害問題を持続可能な開発のための2030アジェンダに含めることを促進するために積極的な取り組みが行われてきた。
要するに、張氏は、パラリンピック大会は障害者の権利と利益を保護し、彼らの生活条件を改善し、社会意識を高める上で重要な役割を果たしていると述べている。2008年北京パラリンピック大会の成功は、2022年冬季パラリンピック大会の開催国が、障害を持つすべての人々が夢を実現し、忍耐力、決意、可能性を全世界に示すための舞台を提供する道を開いた。