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ファーウェイがインテリジェント送電線検査ソリューション2.0を発表―リスクを検出し、送電線を保護

Huawei
2022-03-04 11:23 1653

【バルセロナ(スペイン)2022年3月4日PR Newswire=共同通信JBN】Mobile World Congress 2022の産業用デジタルトランスフォーメーションサミットで、ファーウェイ(Huawei、華為技術)はIntelligent Power Transmission Line Inspection Solution 2.0(インテリジェント送電線検査ソリューション2.0)を発表した。チャネルの視覚化とタワー基礎の安全性という2つのサブソリューションを通じて、手作業の送電線検査とタワー基礎の周囲の安全性における複数の重要な問題に対処する。このソリューションは、電力会社が各リスクを検出し、各回線を保護するのに役立つ見込みである。

ファーウェイがインテリジェント送電線検査ソリューション2.0を公開
ファーウェイがインテリジェント送電線検査ソリューション2.0を公開

送電線の従来の手作業による検査は、安全性、管理、効率、応答、リアルタイムのパフォーマンス、運用上のリスクなど、多くの課題に直面している。これらに対処するために、ファーウェイは、インテリジェントビジョン、サイトエネルギー、およびマイクロ波バックホールを統合するIntelligent Power Transmission Line Inspection Solution 1.0(インテリジェント送電線検査ソリューション1.0)を開発した。これは、信頼性の高いデータバックホールを確保し、信号の欠落、電源の利用不可、イメージングが困難という環境下で送電線の状態を視覚化する。アップグレードされたバージョン2.0には、複数の重要な機能が追加されている。これには、タワー基礎周辺の状態を常に監視するレーダーとビデオの連携が含まれ、パワーグリッドを保護する。

タワー基礎は、送電線の安定した信頼性の高い運用をサポートする骨格である。しかし、それは多くの人為的および自然の脅威に直面している。同時に、手動検査は危険であり、過酷な環境で実行される。そのため、ファーウェイはアップグレードされた検査ソリューションにタワー基礎の安全性を追加した。現在では、さまざまな距離の送電線ソリューションに適応し、最大60万台のカメラを管理し、大量のデータを処理できる。検査センターとチームが協力し、あらゆる段階で検査をサポートする。これはレーダーとビデオの連携によって補完され、全面的な検査を可能にし、無許可の人員の侵入をリアルタイムで検出する。 

ファーウェイのIntelligent Power Transmission Line Inspection 2.0は、幅広い高精度アルゴリズム、安全で制御可能なセルフネットワーキングテクノロジー、軽量でインストールが容易な統合製品、高速反復と長いバッテリー寿命を備えた効率的な統合運用・保守(O&M)の4つのコア機能を統合している。このソリューションは、各送電線を、安全かつ効率的で、環境に配慮し、体験を重視したものにすることによって保護する。

*安全性:ヒトが実際に現場に訪問することをインテリジェント検査に置き換え、潜在リスクをリモートで診断し、検査範囲の密度を60%から100%に改善し、年間の停電頻度を軽減し、計画外の一時停電の90%を防ぎ、業界全体の安定した安全な電力消費を確保する。

*効率:検査時間を20日から2時間に短縮し、80倍の効率を実現する。インテリジェントプラットフォームとアプリを連携してサービスをデジタル化し、応答速度とタスク処理効率を30%向上させる。

*環境への配慮:検査員と検査車両の数を減らし、炭素排出量を削減する。たとえば、送電線5000キロメートルごとに、このソリューションは各車両の二酸化炭素排出量を年間16.2トン削減する見込みである。さらに、このソリューションは緊急事態(山火事など)を迅速に特定し、自然を保護し、電力供給の信頼性を向上させるのに資する。

*体験重視:インテリジェント機器により、人員は過酷な環境で作業する必要が少なくなる。作業が必要な場合にも、ソリューションがより安全な環境を提供し、人員の体験を向上させる。

ファーウェイは、Intelligent Inspection Solution 2.0の基盤である電力システムとの統合に情報通信技術(ICT)を利用している。それは、無人検査、チャネルの視覚化、メンテナンスの簡素化および軽量作業を特長とする。今後、ファーウェイは産業シナリオを深く掘り下げ、信頼性が高く、費用対効果に優れ、電力業界に適した製品とソリューションを発表し続ける。ファーウェイは、パワーグリッドが安全かつ効率的で環境に優しい運用を実現するのに役立つことを目指している。

MWC 2022は、2月28日から3月3日までスペインのバルセロナで開催される。ファーウェイの企業ビジネスブースは、Fira Gran Viaホール1のスタンド1H50に出展している。より詳しい情報は以下を参照:

https://e.huawei.com/en/events/huawei-enterprise-mwc-2022 

▽ファーウェイについて

1987年創業のファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーとスマートデバイスの大手グローバルプロバイダーであり、完全にコネクテッドかつインテリジェントな世界に向けて、デジタルをあらゆる人々、家庭、組織に提供することにコミットしている。同社には19万7000人以上の従業員がおり、170以上の国と地域で事業を展開、世界中の30億人以上にサービスを提供している。

ファーウェイは企業顧客のビジネスシナリオに焦点を当てており、研究開発とデジタルインフラストラクチャーの革新に投資し続けている。ファーウェイは、グローバルな顧客やパートナーと協力してICTを産業ビジネスと幅広く統合し、産業デジタルトランスフォーメーションを加速し、デジタル産業のアップグレードを推進し、デジタルエコノミーの開発を促進し、持続可能な社会開発、New Value Togetherを支援する。2021年末の時点で、世界の700以上の都市と267のFortune Global 500企業が、デジタルトランスフォーメーションパートナーにファーウェイを選んでいる。より詳しい情報はファーウェイをオンライン(www.huawei.com )で参照するか、以下で当社のフォローを:

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ソース: Huawei