【バルセロナ（スペイン）2022年3月3日PR Newswire＝共同通信JBN】ファーウェイ（Huawei、華為技術）は2022年Mobile World Congressで、企業ユーザーがクラウドシナリオで高い信頼性と回復力を達成し、クラウドへのサービス移行を確実にするための災害復旧&バックアップサービスソリューションを発表する。
開会スピーチを行うエンタープライズBGのデジタル化・技術サービス部門担当パイスプレジデント（VP）のHank Stokbroekx氏
エンタープライズ・ビジネス・グループのデジタル化・技術サービス部門担当バイスプレジデントHank Stokbroekx氏は「クラウドやビッグデータといったデジタル技術が爆発的に発展し、コンテナーやマイクロサービスなどのクラウドネイティブ技術は予想よりも速いペースで大規模アプリケーションの段階に入った。ファーウェイエンタープライズ・サービスは顧客と協力して困難な課題に対応し、業界規格に基づくさまざまなレベルの災害復旧サービスソリューションを提供し、政府や企業、革新的なパートナーのデジタルトランスフォーメーションを加速することに全力で取り組んでいる」と述べた。
さまざまな業界におけるデジタルトランスフォーメーションにより、企業情報システムは徐々にオフィスシステムから生産システムへと転換しており、システムの安定性と継続性がとりわけ重要である。しかし、さまざまなシステムで生成されたデータのうち、保存されているのは3％、保護されているのは10％に過ぎない。自然災害、ソフトウエアやハードウエアの故障、ウイルス、誤操作などの脅威がある中で、サービスの中断やデータの消失は深刻な経済的損失をもたらし、人々の生活にさえ影響を与える可能性がある。
ファーウェイの災害復旧（DR）ソリューションには、DRコンサルティング、アーキテクチャー設計、DRインテグレーション、DRドリルがある。ファーウェイはサービスデータの全ライフサイクルを保護することを目指し、下層のデータから上層のアプリケーションまでの、そして単一データセンターからクロスデータセンターまでの、多層的DRソリューションを構築している。ファーウェイはDR領域での長期にわたる蓄積をベースに、ローカルの高可用性、都市内DR、リモートDR、マルチクラウドDRなど複数のソリューションを提供してさまざまな業界の戦略目標を満たし、ITシステム標準を確保する。
異なるサービスシステムの重要性をベースに、異なるDR構築ソリューションが選択される。ファーウェイは、ローカルHA、都市内HA、リモートDR、マルチクラウドDRの4つのシナリオをカバーする10以上のDR技術ソリューションを提供し、Information System Disaster Recovery Specifications（情報システム災害復旧仕様）の6レベルのDR要件を満たす。企業ユーザーは自社の構築要件と監督仕様に基づいて、対応するソリューションを選択することができる。
Huawei Intelligent Management Platform はDRとバックアップの予測、フォールトインジェクション、障害検出、意思決定支援、プロセス制御、DR切り替え管理、データバックアップと復旧管理、DRとバックアップの運用・保守管理、顧客サービス災害に基づくDR切り替えとサービス復旧を備えている。これによりあらゆるシナリオがサポートされ、テナントのセルフサービス・サービスとデータ復旧に対応し、災害シナリオにおける「3Q」（Quick-Demarcation（迅速な境界設定）、Quick Decision-Making（迅速な意思決定）、Quick Recovery（迅速な復旧））が実行される。
ファーウェイDR&バックアップソリューションはさまざまな業界の規制要件を満たし、顧客の構築期間を短縮し、切り替え効率を向上するための多数のDRソリューションを提供する。ファーウェイは政府機関や企業のサービスデータ・ライフサイクル全般にわたる保護に注力することを目的に、データ保護能力と災害復旧管理の向上によって顧客のビジネス回復力を高め、ビジネスの成功を実現することに貢献する。
Mobile World Congress 2022は2月28日から3月3日までスペインのバルセロナで開催されている。ファーウェイは、Fira Gran Via Hall 1のスタンド1H50で展示を行っている。より詳しくはEnterprise businessplatform（https://e.huawei.com/en/events/huawei-enterprise-mwc-2022 ）を参照。
ファーウェイDR & バックアップサービスソリューション・アーキテクチャー
