【保定(中国)2022年2月9日PR Newswire=共同通信JBN】GWM(長城汽車)はこのほど、2021年の総収入が前年比31.95%増となる1363億人民元を超え、純利益は前年比26.45%増の67億8100万人民元に達し、それによってGWMの市場シェアがさらに拡大したことを発表した。
GWMは2021年に前年比で15.2%増となる128万台の新車を全世界で販売した。世界での販売は6年連続で100万台を超える新記録となった。GWMは2021年、すべての顧客のさまざまなニーズを満たし、収益の伸びを後押しするために、GWM POER、第3世代HAVAL H6、HAVAL JOLIONを含むさまざまな製品を世界で発売した。
GWMが収益拡大を達成した大きな理由は、グローバル化した市場レイアウトを継続的に拡大したことによる。2022年1月、GWMはブラジルのイラセマポリス工場の所有権移転を正式に完了し、工場のインテリジェント化・デジタル化、アップグレードを開始した。同社はブラジルを中心に、南米市場全体を網羅する戦略的レイアウトを形成している。これ以前にGWMは、欧州での戦略実行を加速する目的でドイツのミュンヘンに関連会社を開設して欧州本社を設立した。GWMは南アジア、南米、欧州、北アフリカの各市場を積極的に開発し、グローバル化の新たな段階に入っている。
GWMの収益増に寄与しているもう1つの要因はテクノロジー研究開発への投資である。同社は全世界で新製品のサイクルを開始するためにL.E.M.O.N.、TANK、Coffee Intelligenceを含むインテリジェントなプラットフォームに200億人民元を投資し、これによってHAVAL Shenshou(中国市場向け)、WEY Latte DHT(中国市場向け)、HAVAL DARGOといった非常に多くの新型自動車を顧客に提供した。「2025 Strategy(2025戦略)」によると、電化とインテリジェント化の水準を高めることを目的に、研究開発への総投資額は今後5年間で1000億人民元に達する予定である。
現在、GWMは日本、米国、ドイツ、インド、オーストリア、韓国に海外研究開発センターを持ち、世界的なテクノロジー企業への転換を加速するため、世界の人材をグローバルな研究開発体制へと積極的に誘致している。
GWMが達成した、この卓越した収益面での業績により、同社のブランド価値はさらに高まった。GWMのHAVALブランドは、このほどブランド評価機関として世界的な権威であるブランドファイナンスが発表する「ブランドファイナンス・グローバル500 2022(Brand Finance Global 500 2022)」のリストに初めて掲載された。これは中国の自動車のブランド価値が国際的評価を得たことを示すものである。
こうした年間収益の好業績をベースに、GWMは2022年、電気化とインテリジェント化に引き続き重点を置く。同社は海外市場でWEY Coffee 01、ORA GOODCAT、HAVAL H6 PHEV、そしてTANKブランドの車種を発売・提供し、グローバル化した製品の開発を促進し、2025年の戦略目標の実行を加速する計画である。