【ジャカルタ(インドネシア)2022年2月4日PR Newswire=共同通信JBN】PT. Bank Rakyat Indonesia(Persero)Tbk(バンク・ラクヤット・インドネシア、BRI(IDX:BBRI))は2021年第4四半期の利益が前年同期比75.53%増の32兆2200億インドネシアルピアとなり、成功裏に2021年を終了したと発表した。BRIの利益増加の原動力となったのは主に、クレジット実績とサードパーティー資金(DPK)の回収、金利負担の大幅な低下、ポートフォリオ構成と資産品質管理である。
BRIのSunarsoプレジデントディレクターは「BRIが32兆2200億ルピアの利益を達成したことは、今日の厳しい状況の中で、当行が一貫してすべての利害関係者にとって経済価値を生み出していることを証明している」と語った。
2021年12月末までのBRIの融資額(銀行限定)は前年比7.16%の増加を記録した。2021年の伸び率は5.24%だった。
大幅な伸びは主に、BRIがMSME(零細中小企業)を重視したことによるものである。零細部門は前年比12.98%増加、消費者部門は前年比3.97%増加、SME(中小企業)部門は3.55%増加した。
BRIの融資の質は、不良債権(NPL)比率が3.08%の水準に、また不良債権引当金比率が極めて適切な水準である278.14%に維持されていることに反映されている。
同時にBank BRIは、2021年にサードパーティー資金(DPK)の回収が前年比7.14%増加、低コストの当座預金貯蓄口座(CASA)が前年比11.18%増加という好調な業績を記録した。BRIの融資比率は引き続き上昇しており、BRIの融資実行総額の83.86%がMSME向けとなっている。
BRIのローンと融資の実行能力は、27.25%の自己資本比率(CAR)を伴って83.53%を記録した適切な流動性資産と堅固な資本に支えられている。
インドネシアにおける持続可能な融資の先発者として、BRIのクレジット総額の65.5%が持続可能な企業活動に向けられ、前年比12.2%増加した。この結果、BRIはインドネシアの持続可能な企業に対する最大のローンポートフォリオを有している。
金融包摂を支援するためBRIはこれまでに、AgenBRILink,を通じてインドネシアで50万を超す代理店を支援し、2021年の取引額は1143兆8100億ルピアに達して大きな成功を収めた。
Sunarso氏は「われわれは引き続きインドネシアに成長をもたらす。環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点をわれわれの活動に統合することを確約する」と締めくくった。
BANK BRI に関する詳しい情報はwww.bri.co.id(https://www.bri.co.id/web/guest )を参照。