【常州(中国)2022年1月31日PRNewswire=共同通信JBN】トリナ・ソーラー(Trina Solar)は1月26日、世界的に権威ある5認証機関のフラウンホーファーISE(Fraunhofer ISE)、DNV、Black&Veatch、Enertis Applus+、ULによるVertexシリーズモジュールの資本的支出(CAPEX)と均等化発電原価(LCOE)の評価をまとめた白書を公表した。算定調査は6カ国が対象で、84組の比較データから成り、Vertexシリーズモジュールのシステム価値の利点を直感的かつ総合的に示している。
白書のダウンロード:https://pages.trinasolar.com/lcoe-whitepaper.html
詳細の問い合わせ先:vertexvalue@trinasolar.com
▽デュアルカーボン目標の達成を加速
世界は現在、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡)に取り組んでおり、新エネルギーを主体とした新しい電力システムの構築は中国のエネルギー転換の方向性でもある。太陽光発電(PV)分野に関しては、LCOEが低いほど、石炭や原油などの化石エネルギーの代替を加速し、「デュアルカーボン」目標の実現を促進できる。
最新の白書は、システム価値の原則と均等化発電原価(LCOE)を削減するさまざまな方法を説明することで始まる。ドイツ、スペイン、ブラジル、米国、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)で210mm、182mm、166mm、158mmの4つの異なるサイズのPVモジュールを対象として実施されたフラウンホーファーISE(https://mgr.trinasolar.com/en-glb/resources/newsroom/mafraunhofer-ise-study%E2%85%A0-vertex-670w%E2%80%99s-lcoe-reduced-74-trina-solar-210-mono-facial)、DNV(https://mgr.trinasolar.com/en-glb/resources/newsroom/mathe-way-best-lcoe-vi-dnv-assessment-highlights-system-value-trina-solar%E2%80%99s-670w)、BLACK & VEATCH(https://www.trinasolar.com/en-glb/resources/newsroom/mablack-veatch-study-confirms-trina-solar-vertex-660w-pv-modules-offer-lowest-bos )、Enertis Applus +(https://mgr.trinasolar.com/en-glb/resources/newsroom/mavertex-660w-solar-modules-have-lower-bos-and-lcoe-projects-brazil-enertis )、UL(https://mgr.trinasolar.com/en-glb/resources/newsroom/mathe-way-best-lcoe-ix-future-energy-now-vertex-660w-modules-save-lcoe-uae-and )による計算と研究を記載している。この調査では、主に2つの指標、システムバランス(BOS)コストとLCOEの違いに基づいて、システム全体の価値に対するさまざまなモジュールの使用の影響が示されている。
▽最先端のVertex210mmモジュールのLCOEは最大4.1%削減
白書はLCOEの計算式から、その価値はCAPEX、運用費(OPEX)などの耐用年数全体のすべてのコストに比例し、耐用年数全体の発電量に反比例すると指摘している。さまざまな測定機関の調査結果を比較すると、同じ条件下で、プロジェクトの耐用年数全体の発電量はコンポーネント(P型)ソリューションごとに異なるが、違いは限られており、プロジェクトのLCOEに対するCAPEXの影響はより重要である。つまり、発電量の違いが限定的なら、CAPEXが低いほどLCOEが低くなる。
さまざまな地域とさまざまな種類のプロジェクトでの上記測定機関の比較結果は、トリナ・ソーラーに代表される210 Vertexモジュールが182mm、166mmのモジュールと比較して、電気システムコスト、輸送コスト、トラッカー設置コストの点で大きな利点があることを示している。182-540Wリファレンスモジュールと比較して、トリナ・ソーラー Vertex 670Wシリーズモジュールは、対応するLCOEを4.1%削減できる。
トリナ・ソーラーの210 Vertexシリーズモジュールは、設計当初からシステムコストの影響を考慮し、低電圧と高出力の設計コンセプトを革新した。これにより、ストリング出力が最大41%増加し、より高いシステム価値とより低い電力消費につながる。電力コストは大規模PV発電所にとって最良の選択であり、顧客により高い価値をもたらす。
▽スマートマッチングツール3.0が稼働
より良いサービスを顧客に提供するために、トリナ・ソーラーは以前にPVプロジェクト設計バージョン2.0のインテリジェントマッチング・データベースを立ち上げた。これには238商品の22ストリングインバーター、14の主流トラッカーメーカー、30を超えるトラッカー商品が含まれる。このツールは、より豊富なデータを備えたバージョン3.0に改良され、顧客はインテリジェントな検索を通じて、具体的なプロジェクト条件下でBOS、LCOEデータとさまざまなモジュールの違いを識別できる。(ウェブサイト:pvd.trinasolar.com )