Hod Hasharon (イスラエル)、2022/1/25 - シンガポール証券取引所のメインボードで、テルアビブ証券取引所に上場するSarine Technologies Ltd (以下「Sarine」といいます。)(U77:SI; SARN.TA) は、ダイヤモンドおよび宝石の評価、計画、加工、測定、鑑定、取引のための精密技術・製品の開発、製造、マーケティング、販売で世界をリードしています。同社はこの度、ケリンググループ (KER.PA) 傘下の仏ハイジュエリーメゾン「ブシュロン」新たなブライダルジュエリーラインでSarineの技術を採用した(「powered by Sarine」)ダイヤモンドレポートを提供すると発表しました。
共同ブランドで発行するこのレポートには、天然の原石から最終的なジュエリーに至る全プロセスを追跡可能な包括的な情報が含まれ、ブシュロンのサプライチェーンを形成するエコシステムによるダイヤモンドの採掘と加工の記録、プロセス全体と研磨済みのダイヤモンドの実際の画像とともに、業界最先端の人工知能 (AI) 技術を活用したSarineの4C鑑定の詳細が記載されます。サステナブルなジュエリー業界の実現を目指すブシュロンの継続的な取り組みを反映したレポートはデジタル形式で作成され、実物のダイヤとそのデジタル表現とをより密接につなげるためにブシュロンのデジタルおよびビジュアル言語を用いてデザインされています。レポートのサンプルは https://api.sarine.com/viewer/v2/0H8235TRVID でご覧になれます。
ブシュロンはケリンググループの戦略に基づき、サステナビリティに対する積極的で妥協のないアプローチで業界の最先端を走っており、それを体現する包括的かつ先進的なダイヤモンド・トレーサビリティー・ソリューションを探していました。同社が採用したSarineのDiamond Journey(TM)は、プロセスの過程で生成される検証可能なデータに基づく唯一のスケーラブルなソリューションで、ダイヤモンドの軌跡の全行程を追跡できます。また、ダイヤモンドの4C鑑定にAIを応用する新技術によって主観や人的エラーを排除し、情報の正確性をさらに高めることができます。
ブシュロンのダイヤモンド証明書は、魅力的で安全なデジタル形式でダイヤモンドの情報を完全に網羅します。このデジタル表現は、ブシュロンのブランド言語にカスタマイズ可能で、ダイヤモンドが単なる商品ではなく、ブシュロンの下で提供される製品であることを保証します。メゾンの名前を冠した共同ブランドのダイヤモンドレポートは、混雑した小売市場で独自性をアピールするのに役立ちます。
今回の提携にあたり両社の代表は次のように述べています。
「当社のビジョンは、よりサステナブルな取り組みでジュエリー市場をリードすることです。これには信頼性の高い安全なデータと透明性が不可欠で、この実現に向けて全力で取り組んでいます。パートナーのエコシステムは最高の品質とデザインだけでなく、当社の理念適った製品をお客様に提供することを可能にします。そのエコシステムにSarineが加わり、革新性、誠実さ、そして常に上を目指すという価値観を共有できることをうれしく思います。ダイヤモンドの性質とその軌跡に関するすべての情報が含まれるデジタル表現を当社のブランド言語で提供することは、とても重要なステップであり、実物とデジタルが混在する現代では不可欠なものです。」(ブシュロン CEO、Helene Poulit-Duquesne)
「ダイヤモンドのグレーディングとトレーサビリティのパートナーとしてブシュロンに選ばれたことはとても光栄です。当社はサステナビリティの重要性を理解しており、その実現に向けて取り組む業界の誠実さを証明することに役立てると信じています。これは天然ダイヤの価値をさらに高めるでしょう。この分野におけるブランドのニーズは、時代の不確実性を反映して急速に進化しています。そのような動的なニーズをサポートをできることをうれしく思います。当社の技術が市場で認められ、エキサイティングな1年になることを期待しています。」(Sarine Technologies CEO、David Block)
(日本語リリース:クライアント提供)