【北京2021年1月17日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部・安徽省の蕪湖市は、産業高度化の推進のため、科学技術の革新とデジタル化を促進する取り組みを検討している。
Ning Bo市長は、蕪湖は古代から交易の玄関口であり、商業文化と冒険心を育んできたと指摘した。
Ning氏は「技術革新は企業発展の重要な推進力である。蕪湖は技術革新を支援し、起業家精神を尊重する独特の雰囲気を形成してきた」と語った。
蕪湖は個人や企業の科学技術革新への取り組みを奨励するため複数の政策を策定した。若者が起業するのに適した300万平方メートル超の地域に10のイノベーションパークを建設し、また独立した技術革新に毎年10億元以上の補助金を計上している。
蕪湖はまた、ハイテク企業数を倍増させるための3カ年計画を実施し、業績への報酬やプロジェクトの支援、研究開発(R&D)への補助金、企業革新を刺激するための株式インセンティブなどの複数の措置を実施している。
2021年の蕪湖の研究開発投資(https://en.imsilkroad.com/investment/index.html )は市内総生産の3.34%を占めた。
蕪湖には現在、計55の主要なR&Dイノベーションセンターが建設され、省全体の4分の1を占める。580のハイレベルな科学技術人材チームが動員され、市内にはハイテク企業1276社と技術系の中小企業(SME)1521社が設立された。
Ning氏は、産業用インターネットは産業の変革とアップグレードを強化して、デジタル時代のインテリジェントな製造を促進することができると付言した。
蕪湖は産業用インターネットの革新的発展を促進するため、ベンチマーク実証企業100社を選定するためのガイドラインを発表し、中小企業に技術サポートを提供するための包括的なサービスプラットフォームを確立した。
一方、産業用インターネットとプロジェクト、およびエンタープライズサービスは、実体経済の変革とアップグレードを促進するためにうまく組み合わされており、企業の平均利益率は1%増加した。
2023年までに、3000超の中小企業がデジタル変革実現のためにクラウドプラットフォームを利用するようになると予測される。
さらに、蕪湖は中小規模の航空パワーR&D基地とインテリジェント製造業イノベーション基地を建設し、航空メンテナンスの統合的発展を加速させることも計画している。
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ソース:Xinhua Silk Road