【北京2022年1月13日PR Newswire=共同通信JBN】北京が2022年冬季大会の開催権を初めて獲得した際、北京五輪大会組織委員会(BOCOG)は、3億人の中国人をウインタースポーツ愛好家にすることを約束した。趙衛東(Zhao Weidong)氏は北京冬季五輪組織委員会の報道官であり、2022年五輪・パラリンピック冬季大会の北京組織委員会メディア・コミュニケーション部門のディレクターでもある。趙氏は、中国の多くの人にはなじみのないスポーツであるスキーを学ぶことで、オリンピック精神に精通するのに最善を尽くした。趙氏の最初のスキーへの取り組みは転倒と挫折に満ちていたが、数回のレッスンを経て、徐々にそのこつをつかんだ。スキーをマスターした彼自身の経験は、より多くの中国人が学習曲線に関わらず、この活動に取り組むための模範を示している。
しかし、世界的なCovid-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックは、熱意だけでは克服できない障害を示している。パンデミックが今も続いている中で、北京冬季五輪組織委員会は、選手とスタッフの安全を確保することに万全を期している。昨年の東京大会を機に、国際オリンピック委員会(IOC)と開催都市の組織委員会は、全ての参加者と住民の安全と健康を確保するために、選手と大会関係者にプレーブックを配布している。Beijing 2022 Playbook(北京2022年プレーブック)第2版は先月に配布され、これには、ワクチン接種、通関要件、競技時の健康状態のモニタリング、隔離など、全てのCOVID-19対策が含まれている。北京は閉ループ戦略を展開し、北京を訪れる選手や大会関係者が一般の人々から隔離された比較的安全なゾーンで競技できるようにする。この厳格な戦略は公共の安全を確保し、将来のスポーツイベントのテンプレートの役割を果たす。来たる大会のチケットは、海外の観客や中国国内の危険度の高い地域の観客には販売されない。これらの規制に応じて、北京冬季五輪組織委員会は、会場でのテストイベントで観客を対象に試行を実施した。趙氏と組織委員会の他のメンバーは、大会はウインタースポーツのファンを楽しませることができると強く主張している。
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