【保定(中国)2022年1月10日PR Newswire=共同通信JBN】GWM(長城汽車)は2021年、今後5年で炭素排出量ゼロの達成を目指すことを打ち出し、同社の新エネルギーの展開を加速するために海外市場でさまざまな新エネルギー製品を発表した。
新エネルギー車産業と市場に牽引され、GWMはハイブリッド電気自動車の製造に先駆的に取り組み、特にHAVAL H6 HEVとHAVAL JOLION HEVをタイで発売した。HEV(ハイブリッド電気自動車)技術に支えられたこの両車は、さまざまな道路状況下で低燃料消費を維持することができる。このタイプの車は、交通渋滞の際に燃料エンジンから電動エンジンに直接切り換えることができるため、35%から50%の燃料節約が可能である。
公式報告によると、HAVAL H6 HEVはタイにおいて5カ月連続でCクラスのSUV部門で最上位2車の1つにランクされている。また、他の車もその際立った製品性能によってユーザーから高い評価を得ている。
GWMは欧州の成熟した自動車市場に参入するため、ドイツのミュンヘンで開催された2021年IAAモーターショーでPHEVとBEVのモデルを発表し、高級SUVのWEY COFFEE 01 PHEVを展示した。この車は強力なパワーと柔軟性が特徴で、特に高速走行での追い越しの際にユーザーの安全を確保するため、燃料と電気エネルギーを組み合わせたパワー出力を素早く発生させることができる。
GWMは常に、新エネルギー開発において技術イノベーションを同社の中核に位置付けている。GWMは5年の準備期間を経て、200億人民元を投資したL.E.M.O.N. DHTシステムを発表した。このシステムはHEV、PHEV、「PHEV+P4」、その他のパワーモデルに対応し、業界全体に一定の技術的利便性を提供している。
新エネルギーの研究開発の面で、GWMはHEV、バッテリー式電気自動車、水素燃料電池といった他の技術開発の道を探求した。現在、同社は水素エネルギー技術を開始し、2021年8月には水素を動力とした49トンの大型トラック100台の稼働プロジェクトを世界で初めて完了した。
GWMの2021年販売報告で公表されているように、同社の新エネルギー車の販売は13万6953台で、販売総数(128万台)の10.7%を占める。これからの5年間で、同社は新エネルギー車の投入を拡大し、世界販売総数の80%を新エネルギー車が占めるという戦略目標を達成するため、さらなる取り組みを進める。
GWMのMu Feng輪番制社長は2025 Strategy Global Launch Conference(2025年戦略世界発表会議)の場で「GWMは今後5年間で、特に新エネルギーとインテリジェンスの分野を中心とした研究開発に最大1000億人民元を投資する計画である。その目的は当社の技術的に優位な地位を維持し、炭素排出量ゼロの目標達成を加速することである」と述べた。