【上海2021年12月30日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric(「Shanghai Electric」または「同社」)(601727.SS、02727. HK)は、「一帯一路」構想(BRI)諸国が低炭素でクリーンなエネルギーインフラストラクチャーを構築するのを支援する上で重要な役割を果たしながら、地域の生態系を保護し、動物の生息地への影響を最小限に抑える取り組みにおいてグリーン建設慣行を実施している。Shanghai Electricの環境保護への継続的な取り組みにおいて、同社のエンジニアチームは生態学者と協力して地元の野生生物を保護し、アラブ首長国連邦(UAE)が地域住民向けに世界最大の太陽熱発電プロジェクトを構築し、ネットゼロカーボン目標に向けて加速することを支援している。
2020年ドバイ国際博覧会(Dubai World Expo 2020)の中国パビリオンの公式パートナーであるShanghai Electricは、Mohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Parkの950MWの第4期の建設に参加した。700MWの集光型太陽光発電(CSP)プラントと250MWの太陽光発電(PV)プラントを含むこのプロジェクトは、サッカー場6162面分に相当する44平方キロメートルの面積をカバーする。CSPプラントの中央に立っているのは100MWの太陽光発電タワーで、高さは262メートルで―この種のものでは世界で最も高い-ドバイの32万世帯以上にクリーンエネルギーを供給し、完成時には160万トンのCO2排出量を削減すると見込まれている。
既存の生物多様性を維持することは、Shanghai Electricが建設工事を計画および実施した際の重要な焦点の1つだった。同社は、環境管理を強化し、動植物の生態系の安全を確かなものとするために、環境保全と生態学の専門家の支援を得て一連の対策を実施した。計画段階で、Shanghai Electricは地元の動物の生息地と植物に関する広範な調査と研究を実施し、野生生物移転プロジェクトへの道を開いた。
Shanghai Electricは、地元の動物保護機関と協力して専門家チームを設立し、動物の行動を研究し野生動物を建設用地から追い出すための有効な解決策を見つける任務にあたらせた。チームはその後、動物を他の場所に安全に移動させられるよう、用地をフェンスで囲い、200メートル間隔の開口部に餌と水を入れて動物を誘引することを決定した。こうして、Shanghai Electricは、トカゲ、ラクダ、ソードアンテロープ、キツネなどドバイ固有の多数の動物種を保護した。
ドバイCSPプロジェクト建設中のShanghai Electricの環境保護への貢献を認め、UAEの環境保全を専門とする最大のNGOであるEmirates Environmental Groupは、2020年と2021年の「For Our Emirates We Plant(われわれの首長国のために植樹する)」イベントにShanghai Electricを招待し、Shanghai Electricの名義でラスアルハイマ首長国に8本のシドラを植樹した。
ドバイプロジェクトのマネージャーであるZhao Hui氏は「ドバイプロジェクトは、多くの野生動植物が生息する広大な土地を対象とし、地域の生物多様性を損なわず保持するために必要な環境管理措置を複雑化している。チームは、野生生物に脅威を与える可能性のあるすべての要因を考慮に入れ、地元の生態系を保護しながら、ドバイ政府が2050年までにカーボンニュートラルを達成するのをサポートする」と述べた。
環境への責任を果たすために、Shanghai Electricは、資源を保全し、建設作業中に発生する廃棄物による環境汚染を低減するための対策も検討した。Shanghai Electricのチームは、建設開始以来、ペットボトル、ガラス瓶、缶、プリントカートリッジを収集して集中型リサイクルを行い、2021年のリサイクル品の記録量は前年の3倍に上った。
再生可能エネルギーのグローバルリーダーであるShanghai Electricは、グリーン開発を促進し、風力と太陽光発電の革命を解き放ち、地球規模の気候課題に対応することで、世界のエネルギーミックスを再構築している。今後もShanghai Electricは、同社の高品質かつクリーンな製品を活用して、より持続可能な経済への世界的な移行を促進し、グリーンテクノロジーのイノベーションを推進し続ける。