omniture

2021年グローバルレビュー:GWMがグローバル化を加速

GWM
2021-12-27 10:54 3607

【保定(中国)2021年12月27日PR Newswire=共同通信JBN】COVID-19が世界的に流行する厳しい状況や半導体不足にもかかわらず、GWM(長城汽車)はグローバル化のペースを加速している。同社は複数の自動車ショーに積極的に参加して注目を集めるモデル多数を発表し、勢いを増すばかりのグローバル化戦略を世界に示した。

GWMがグローバル化を加速
GWMがグローバル化を加速

今年、GWMの販売ネットワークは60カ国以上を網羅した。欧州におけるGWMの戦略実行を加速するため、同社はドイツのミュンヘンに子会社を設立し、欧州本社を設置した。同時に、世界市場を持続的に開拓する目的で、同社は販売活動を東南アジア、南米、欧州、北アフリカなどの地域に拡大した。これらの取り組みは、国際舞台におけるGWMの世界的競争力を実証するものだ。

さらに、GWMはタイとブラジルで新工場をそれぞれ取得、稼働させた。これにより、グローバル市場に向けて十分な生産容量が確保された。GWMは7カ月にわたる準備と改善を経て、6月にタイのラヨーン工場を稼働させた。同工場に高度な生産テクノロジーを付加し、現地の自動車産業の発展を推進している。その2カ月後、同社はブラジルにあるダイムラーAGの工場を取得する契約に調印した。この契約締結により、GWMはブラジルをはじめとする南米全体を業務展開の対象にすることが可能になる。

技術の研究開発の面では、GWMは今年2月に張家港(中国)技術センターを開設した。これは同社がグローバル化戦略に基づいて開設した2番目の研究開発センターである。GWMは現在、全世界で数万人の研究開発と設計担当スタッフを擁しており、とりわけL.E.M.O.N.プラットフォーム、Coffee Intelligenceプラットフォーム、TANKプラットフォームといった研究開発の画期的な成果をもたらした。

GWMはグローバルなスマートテクノロジー企業の位置付けに基づき、ユーザー中心の考え方を絶えず強化した。同社は世界のユーザーの体験を非常に重視し、世界中で現地の文化に徐々に適応している。タイでは、バレンタインデーの現地版にあたるロイクラトン祭りは、人々の願いと人生への祈りが込められた最も重要な伝統的祭典の1つであることから、GWMは川に浮かべる素晴らしい灯ろうを作成するなどして現地の人々の生活と一体化している。チリでは、GWMは冒険を楽しむユーザーグループに注目し、現地の有名冒険家であるLuis Andaur氏とともに自動運転に関するリアリティー番組に参加した。

あらゆる側面での、こうした素晴らしい成果により、Googleとカンター・ブランドZの共同リポートによると、GWMは2021年のTop 50 Chinese Global Brand Builders(中国のグローバルブランドビルダー上位50社)にリスト入りした。

GWMのJack Wei会長は「自動車ブランドが本当の意味で競争に勝つ唯一の方法は、今後3年から5年で独自の優位性を迅速に強化することである」と2025 Strategy Global Launch Conference(2025年戦略開始会議)で述べた。GWMは、全世界で年間400万台の車両を販売する目標を2025年に達成すると見込まれている。

ソース: GWM