【上海2021年12月17日PR Newswire=共同通信JBN】2020年ドバイ国際博覧会(Dubai Expo 2020)の中国パビリオンは、世界のよりスマートでよりグリーンな未来の構築に役立つShanghai Electric(上海電気)の最大級の技術的成果の一部が全面公開された12月1日の「Shanghai Electricの日」イベントで来場者を夢中にさせた。
新エネルギー、環境保護、スマートインフラ、産業自動化での同社の最新の成果を網羅するこの展示会では、Shanghai Electricが革新、協調、環境、開放、共有の5つの側面で新エネルギーと工業生産の先導者の1つになるまでのジャーニーを紹介するツアーにオーディエンスを案内した。
Dubai Expo 2020で中国パビリオンのWang Rui館長は「エネルギーと産業機器の大手プロバイダーの1つとして、Shanghai Electricは最先端のスマートソリューションをMohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Parkにもたらし、アラブ首長国連邦(UAE)のクリーンエネルギー移行の加速とグリーンな未来へのエネルギーミックスの再構築を支援している。この画期的なイベントを通じて、Shanghai Electricがこれ以降もUAEのパートナーとの協力をさらに強化できることを願っている」と述べた。
Dubai Expo 2020中国パビリオンのZhou Guangyao副館長とNoor Energy 1のAbdulhameed AlMuhaidib最高経営責任者(CEO)は、Shanghai ElectricとACWA Powerの代表とともにこのイベントに出席した。
UAEは2017年、クリーンな再生可能エネルギーの比率をドバイで2020年に7%、30年に25%、50年に75%に拡大することを目指して50年までに6000億ディルハムを投資し、増大するエネルギー需要を賄い、国の持続可能な経済成長を確保するDubai Clean Energy Strategy 2050を開始した。この目標達成支援を約束した重要なパートナーの1つとして、Shanghai Electricは700メガワット(MW)の集光型太陽熱発電(CSP)と250MWの太陽光発電(PV)の両方を請け負うMohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Park第4期の設計・調達・建設(EPC)契約企業に指名された。
プロジェクトの開始以来、Shanghai Electricの技術者と労働者は厳しい環境とCOVID-19大流行の影響にもかかわらず、すべての主要な建設段階を遅れなしに完了するため努力を惜しまなかった。CSPタワープラント現場の中心の高さ260mのソーラータワーは、この種の世界で最も高い構造物になる。完成すると、ソーラータワープラントとパラボリックトラフプラントの熱エネルギー貯蔵を組み合わせて、32万世帯以上に24時間年中無休のグリーンエネルギーを供給し、年間約160万トンの炭素排出量を削減する。
Mohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Parkの900MWの第5期では、27万世帯にグリーンエネルギーを供給し、稼働すると110万トンの炭素排出量を削減する予定である。900 MWプロジェクトの3ブロックの1つであるブロックAに11月9日、暫定的な引き渡し証明書が交付された。
中東・アフリカ・南アジア(MEASA)地域で初めての国際博覧会として2021年10月1日から2022年3月31日まで182日間開催されるDubai Expo 2020は、科学的、技術的、経済的、社会的進歩にハイライトを当て、世界中のすべてのテクノロジーの驚異を一体にする。「Connecting Minds, Creating the Future(心をつなぎ、未来を創造)」をテーマに、インスピレーション、イノベーション、コラボレーションを推進してより良き未来を創り出すことを目指している。「The Light of China(中国の光)」と名付けられた中国パビリオンはDubai Expo 2020で最大の展示館の1つであり、世界中の観客が「クラウド体験」を通じて会場を訪れることができる。
ソース:Shanghai Electric