【ブカシシティー(インドネシア)2021年12月13日PR Newswire=共同通信JBN】
*Yili Groupの東南アジアにおける最大の自作工場が稼働開始し、インドネシアとタイに「デュアルセンター」を形成
*Yili Groupが東南アジアに最初の自作工場を立ち上げることで同地域におけるプレゼンスを強化
*最先端の技術、グリーンオペレーション、地域社会との深い関わりを特徴とするこのプロジェクトは、インドネシアの消費者により良いサービスを提供するため、乳製品製造とイノベーションの加速を目指す
アジアをリードする乳製品メーカー、Yili GroupはYili Indonesia Dairy Production Base(Yili Indonesia Dairy製造拠点)の第1フェーズの正式立ち上げを祝う開所式を開催した。第2フェーズが完了すると、製造拠点は1日当たり400万個のアイスクリーム製品生産能力を有する国内最大のアイスクリーム工場となる。
この最先端施設は、「Joyday」アイスクリームの人気が急上昇したことにより設立された。このブランドは2018年の市場参入以来、インドネシアのほぼすべてをカバーする26州の260の地方都市に急速に販売区域を拡大した。
Yili GroupのPan Gang会長兼社長は開会式でリリースされたバーチャルスピーチで「地元消費者が当社の製品を明確に好み、信頼していることで、インドネシアへの長期的な投資と開発に対するYiliの確信が高まった。Yiliは常に最高水準を維持し、長期にわたり品質と持続可能な開発を推進し、当社が事業を営む地域社会に利益をもたらす現地化された事業を確立することに専念している。これにより、地元消費者により良いサービスを提供し、地域全体の社会経済開発に深く貢献することが確保される」と語った。
Yili Groupが結集したグローバルリソースを活用しつつ、地域のニーズに応えることで、このインドネシアを拠点とするハブは地元顧客によりユニークなサービスと消費者体験をもたらすため、さらなる新製品を提供し、Joydayの製品製造、研究開発、マーケティング活動のスピードアップを目指している。
▽革新的で環境に配慮したオープンな工場
Yili Indonesia Dairyは、Yiliの東南アジア初の自作工場として、インターネット・オブ・シングズやビッグデータ分析などの最先端の技術・設備を採用し、革新的かつスマートな工場を建設した。この製造拠点は、生産チェーン全体で高度なデジタルテクノロジーを統合している。ロボット工学ソリューションが導入され、自動化された梱包、パレット搬送、倉庫保管が実現している。
インフラや建物の建設は、Yili Groupのグローバルな品質管理基準に厳密に沿って行われた。現在までに、この工場はすでにISO22000、HALAL、およびBPOMの認証を取得しており、インドネシア最大の食品および医薬品認証機関であるLPPOM MUIによりAグレードに評価されている。
Yili Indonesia Dairyは、持続可能で環境に優しい生産施設を建設する取り組みの一環として、1日当たり2800トンの処理能力を持つ廃水処理システムを構築した。その後、再生水は工場内の植物の灌漑に使用されている。
高い視認性と透明性を確保するため、工場がフル稼働しているときはいつでもサイトは公開され、消費者は生産プロセス全体を見ることができる。
▽地元パートナーとともに成長する用意
Yiliは、グローバル市場での存在感を深めつつ、「グローバルな考え方とローカルな運用」の原則に従い、地域社会に利益をもたらす高度に現地化された工場の建設に重点を置いている。
現在、Yili Indonesia Dairyは合計383人の従業員を擁し、現地従業員が従業員全体の95%を占めている。このプロジェクトは、直接的および間接的に、地域社会に5000を超える新たな雇用を創出することが見込まれている。
Yili Indonesia Dairyはまた、地元パートナーと協力するためのさらなる機会を積極的に追求している。現在までに、同社はすでにインドネシアの90社以上のサプライヤーと協力関係を築いている。今後、そのパートナーシップは20万の販売店を持つ地元の販売業者に拡大する。Yiliはまた、世界中のマーケティングチャネルを通じ、評価の高いインドネシアのフレーバーを世界中の消費者に宣伝することに注力している。
▽Yiliの「東南アジア・デュアルセンター」開設
Yili Indonesia Dairyの完成は、インドネシアおよびより広い東南アジア市場におけるYiliの発展のためのもう一つの重要な柱を設定する。タイを本拠とする同社のアイスクリーム生産拠点と共に、Yiliの「Southeast Asian dual centers(東南アジア・デュアルセンター)」と「Southeast Asia Innovation Center(東南アジア・イノベーションセンター)」が形成され、この地域での製品製造と研究開発の加速が見込まれている。
Yili 東南アジア・イノベーションセンターは、地域全体の大学や研究開発機関とのイノベーションに関する協力を促進するために設計されたプラットフォームとして、中国、日本、欧州、オセアニアに広がるYiliのイノベーションセンターとも緊密に連携し、消費者のニーズを満たすように注意深く調整された現地化されたイノベーションソリューションの本格展開を目指す。
Yili Groupは、「グローバル・ヘルスエコシステム」構築を目指し、高品質の乳製品に対する消費者の需要がまだ満たされていない市場に到達することに注力してきた。Yili Indonesia Dairyは、Yiliのグローバル市場への関与を促進する重要な基盤として、Yili Groupの他の子会社と調整およびリソースを共有し、世界クラスの製品で消費者にサービスを提供し、パートナーと事業成功をシェアする。
ソース:Yili Group