【北京2021年12月13日PR Newswire＝共同通信JBN】「『越』を超え、鑑湖の復活」をテーマに掲げるShaoxing Jianhu Planning and Design Competition（紹興市鑑湖計画・デザインコンテスト）が8日、資格要件を満たした出場者の登録受付を正式に開始した。同コンテストは中国東部・浙江省の紹興市カ橋区人民政府が主催し、Jianhu Tourist Resort Management Committee（鑑湖観光リゾート管理委員会）が実施する。
鑑湖の航空写真
コンテストの公式オンライン発表によると、登録の締め切りは2022年2月18日である。
このコンテスト計画は鑑湖の両岸を隔てた紹興市カ橋区の中心部で展開される。鑑湖はカ橋区の都市地域において重要な場所で、古代中国文明「越」の母なる湖として知られており、カ橋区の中核的な開発対象地である。
このコンテストには、コンセプトプランニングと都市デザインの2つの部門がある。コンセプトプランニング部門では、鑑湖観光リゾートで鑑湖を核に位置づけ、約35.4平方キロメートルの敷地面積の中で、出場者は全体的な計画コンセプトをマクロレベルから提示し、全体的な空間誘導、公共オープンスペースの創出、多様な交通システム構築などの実施計画を提案する必要がある。
都市デザイン部門では、各エリアの位置付けを明確にし、都市デザインの実行と文化空間の形成を行うことが求められる。一方、鑑湖の特徴を明示するために、空間レイアウトや景観形成のニーズと合わせ、出場者はゲートウエーとなるランドマークビル「The Jianhu Eye」のコンセプトデザインを行う敷地を選定する必要がある。
資格に関しては、世界各国で関連するデザイン経験を持つ者であれば誰でも応募することができる。コンソーシアムの構成員は3人以内とし、各構成員が自分自身の名で別途コンテストに出場したり、他のデザイン機関とコンソーシアムを構成してコンテストに参加することはできない。ボーナスプール総額は最大950万元（税引き前）で、1等賞1人、2等賞1人、3等賞1人、ファイナリスト賞3人を含む最終選考に残った6名が対象となる。
ソース：Xinhua Silk Road
