【長沙(中国)2021年12月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*カーボンニュートラル目標に向け業界を後押し
ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.)(「ズームライオン」; 1157.HK)は11月26日、中国・長沙市の麓谷工業園で、最新の革新的カーボンファイバー複合材技術と、カーボンファイバーブームを装備したポンプ車(ZLJ5460THBSF 63X-6RZ)をリリースした。
これは、中国で全面設計、製造された初のカーボンファイバーブーム付きポンプ車である。ズームライオンが独自開発して特許を取得したカーボンファイバー複合材によって作業効率を向上させ、製造コストを下げるうえ、革新的なカーボンファイバー複合材と金属のハイブリッド構造技術で軽量性能をさらに強化している。
ハイブリッド構造技術をポンプ車に適用すれば、ブーム重量が35%軽減する。軽量技術によって44トン車の最大搬送高度は63メートルに達し、同トンクラスで世界最長のブームになっている。構造には"骨に神経を組み込む"ようにチップセンサーが加えられ、顧客によりよいサービスを提供する監視・予測機能を担っている。
新カーボンファイバー複合材、世界初の「中空」ブーム設計技術などズームライオンの先駆的技術は、業界のエネルギー節約、排出削減目標にとっても大きな意味がある。例えば、この新技術を利用し年間生産2500台生産されるズームライオンLingyunシリーズポンプ車は、鉄鋼消費を750トン、二酸化炭素排出量を1500トン節減できる。このような軽量性能は、運転中に必要なエネルギーも大幅に削減する。
ズームライオンは包括的なグリーン開発経路をとり、グリーン設計、グリーン製造、グリーン運用を統合したグリーン開発戦略を確立し、企業の高品質で持続可能な開発に対する市場需要に応えている。
ズームライオンのFu Lingチーフエンジニア兼副社長は「世界がカーボンニュートラル目標に向かって取り組む中、建設機械業界は産業チェーンと製品のグリーンで持続可能な開発を推進する新たなブレークスルーによって、グリーン技術とグリーン製造の実装を強化しなければならない。ズームライオンのグリーン開発戦略へのこだわりは、業界リーダーとして行動することによって、企業の努力と責任を示している」と語った。
▽ズームライオンについて
ズームライオンは、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機器製造企業である。