【北京2021年12月3日PR Newswire=共同通信JBN】1日の第34回世界エイズデーの機会に、習近平(Xi Jinping)中国国家主席夫人の彭麗媛(Peng Liyuan)氏は、中国北部山西省にあるLinfen Red Ribbon Schoolの生徒に最大の祝福を送った。この学校はHIV/AIDSとともに生きる若者のために特別に設置された国内唯一の施設である。
世界保健機関(WHO)結核とHIV/AIDSの親善大使でもある彭氏は、今年創立10周年を迎える同校の生徒たちにビデオメッセージで最大の祝福を送った。
ビデオメッセージの中で、彭氏は過去10年間に学校の生徒や教職員と共有した思い出を回想し、生徒たちに周囲のロールモデルから学び、長年にわたって受けてきた愛を伝えるよう促した。
彭氏は「10年前、あなたたちと同じような家族の不幸を経験したお兄さんやお姉さんたちは、傷ついた気持ちで、善意の人々によって開校されたRed Ribbon Schoolに足を踏み入れた。彼らはここで自己嫌悪を捨て、陽気で偏見のない心を手に入れた。弱さやもろさを振り払い、日を追うごとに強くなっていった。彼らは嵐を恐れず、逆境に負けない覚悟を決め、ついに輝く存在になった」と語った。
中国共産党委員会とあらゆるレベルの政府、そして社会組織の多くの親切な人々の共同努力のおかげで、過去10年間に同校で約60人の生徒が教育と治療を受け、そのうちの十数人は全国入試に合格し、大学でさらなる教育を追求したほどだと、彭氏は生徒たちへの訪問と過去数年間に彼らと共有した楽しい瞬間を回想しながら語った。
同氏は「彼らはまさにあなたたちが学ぶべきロールモデルであり、そのため国の建設にとって一層価値のある人材である」と述べた。
彭氏は、若い人々が子どもたちを教育し、世話をするために学校に戻り続けており、愛と優しさが学校で何年にもわたって受け継がれているのを目にするのは喜ばしいと語った。
同氏は、多機能教室と新しい遊び場が構築された、現在のより良い環境を生徒たちが楽しんでいると知ることができてうれしいと述べた。
Link: https://www.youtube.com/watch?v=fdbMM28OfR4