マナマ(バーレーン), 2021年12月1日 /PRNewswire/ -- バーレーン経済開発委員会(Bahrain Economic Development Board、EDB)は30日、300億ドル以上の戦略プロジェクトの発表を見据えたバーレーンのEconomic Recovery Plan(経済回復計画)の一部である戦略プロジェクトに対して、投資家に投資機会を認める投資プラットフォームinvest.bhの立ち上げを発表した。
プラットフォームで投資家は、バーレーン王国で現在投資可能なプロジェクトや将来計画されているプロジェクトの検討が可能となる。対象は工業やインフラ、観光、住宅の各プロジェクトなど幅広い業種にわたる。
投資できるプロジェクトには、Bilaj Al Jazayer Tourist City、Bahrain Metro、USA Trade Zone、Aluminium downstream zone、Sports Cityが含まれる。将来計画されているプロジェクトはFasht Al Jarim Area、Suhailia Island Area、Fasht Al Adhm Area、Gulf of Bahrain Gulf of Bahrain Area、Hawar Islands Areaの各新計画都市である。
バーレーン経済開発委員会のチーフエグゼクティブディレクターのKhalid Humaidan氏は次のように述べた。
「この新たな投資プラットフォームは経済回復計画の実行で不可欠な部分である。最近の戦略プロジェクトの発表で、投資家は現在の投資機会に近づけるだけでなく、将来計画プロジェクトが投資家に戦略投資機会への直接アクセスを与え、われわれは有望なパートナーと直接かかわり合う場が得られる」
「われわれの経済回復計画は、パンデミックから浮上する中でバーレーン王国の経済成長を促進し、非石油産業を推進するのが目的だ。プラットフォームを通じて、経済発展でさらに大きな役割を果たす民間部門に力を入れていく」
バーレーン王国の経済開発委員会は、こうした機会に関心を持つ投資家を支援し、そうした投資家が王国で得られる競争的優位から利益を得られるようにする。その優位には機敏な事業環境や競争力のある運営コスト、法人税と所得税の免除、高スキル労働力が含まれる。EDBは米国と欧州、中国、インドをはじめ世界中にオフィスがある。
新しい投資家プラットフォームを見るにはこのリンクへ: www.invest.bh
▽バーレーン経済開発委員会(Bahrain Economic Development Board)について
バーレーン経済開発委員会(EDB)はバーレーンへの投資を誘致し、投資環境を強化するイニシアチブを支援する全体的な責任を負う投資促進機関である。
EDBは、バーレーンの投資環境が魅力的であることを保証し、主要な長所を伝え、投資を通じてさらなる経済成長の機会がある分野を特定することを保証するため、政府および現在および将来の投資家の両方と協力している。
EDBは、バーレーンの競争上の優位性を活用し、重要な投資機会を提供するいくつかの経済セクターに注力している。これらのセクターには、金融サービス、製造、技術・イノベーション、観光、教育、医療、物流、輸送などがある。