【保定(中国)2021年11月23日PR Newswire=共同通信JBN】GWM(長城汽車)のSALOONブランドが11月19日、同社初の高性能な完全電気自動車と共に第19回GIAEで世界デビューした。同時に、HAVAL、GWMピックアップ、TANKなど何台かの新モデルも発表された。
SALOONは独立した自動車会社で、GWMが新たに育成・支援している。SALOONは「メカテクノロジー」の新しい区分を作り、ラグジュアリー完全電気自動車の市場に参入することを目指している。同社初のBEV(バッテリー電気自動車)であるJijialongもGIAEに登場した。
Jijialongは全長5.2mの中・大型クーペで、機械装甲車に似た外見だ。4基のLidarを搭載し、よりインテリジェントな運転を実現している。800V/480kWの電力で素早く充電でき、10分間の充電で走行距離は401kmに、完全充電したときの最大走行距離は802kmに達する。前部と後部に最大で405kWのパワーを発生する永久磁石モーターを搭載し、最大トルクは750N-m、静止状態から時速100キロまで3.7秒で加速する。
HAVALは主力のスマートSUV HAVAL Shenshou、HAVAL H6S、第3世代HAVAL H6など、さまざまな車種を発表した。HAVAL BIG DOGも、その革新的なデザインが人目を引いた。丸いヘッドライトを備えた四角い外見をしており、スタイリッシュでもありレトロでもある。素晴らしいオフロード性能と都会的SUVの快適さを併せ持っている。インテリジェントな全輪駆動システムと2つのデフロック、砂地、泥地、雪など複数の運転モードを備えている。HAVAL BIG DOGは今年末までに中東で発売される予定であることが分かった。
この展示会の開催前、GWMピックアップは200万台以上の世界販売というマイルストーンを達成した。GIAEでは、世界標準に基づいて製造された商用ピックアップトラックのJingangpaoが最も注目を集めた。なめらかなラインとクールなハブを持ち、非常にスタイリッシュな外見である。Jingangpaoの全長、全幅、全高はそれぞれ5635/1880/1815(1840)mmで、ホイールベースは3410 mmである。2.0Tディーゼルエンジンを搭載し、122kWの最大パワーを発生する。もうひとつのコンセプトカー「スーパーピックアップ」も魅力的だ。世界のローライダー愛好家からインスピレーションを得て、若者ユーザーに向けてヘラフラッシュ・スタイルでデザインされている。他にもさまざまなタイプのピックアップトラックが展示されており、GWMの多様なデザインスタイルを示している。
それに加え、TANKブランドの2番目のモデルであるTANK 500の先行販売がGIAEで開始された。ORA Good Cat、ORA Baleimao、WEY Mocha PHEV、Maqiduo PHEVといったモデルも多数の来訪者を魅了した。
GWM国際部門のTony Sun副ゼネラルマネジャーは「世界で主流となる消費者グループは、徐々に若い人たちが多数派を形成しつつあり、パーソナライズされた美的ニーズを満たすことは必須条件だ。そのため、GWMは世界のユーザーに一層多様な選択肢を提供するため、今後も車種のイノベーションを強化していく」と述べた。
ソース:GWM
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(画像説明:GWMが広州国際モーターショーで新車両を初公開)