【ロンドン2021年11月2日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は、データセンター業界の年次国際イベントで権威あるDCS Awards 2021において、同社のデータセンターファシリティー事業でData Centre Facilities Vendor of the Yearなど4つの賞を受賞した。他の受賞は、Data Centre Consolidation/Upgrade/Refresh Project of the Year、Data Centre Power Innovation of the Year、Data Centre Cooling Innovation of the Yearである。
ロンドンで開催されるDCS Awardsは、データセンター分野で注目すべき取り組みを行った製品デザイナー、メーカー、サプライヤーを表彰するために作られたデータセンター業界を代表するイベントであり、毎年200社近くが参加している。2021年は、例年よりも受賞部門が多く合計で32部門となり、新たに現れたインテリジェントな世界におけるデータセンターの重要性にハイライトを当てている。データセンターのインフラストラクチャーや情報技術(IT)のイノベーションを対象とした賞に加えて、エネルギー効率や持続可能性に関わるイノベーションも2021年の新たな注目分野となった。
▽未来をリードするスマートDC
ファーウェイは、スマートでモジュラーなコンセプトに基づき、アーキテクチャー、冷却システム、運用・保守(O&M)、電力供給の4つの主要分野を再構築することで、シンプルでグリーン、かつスマートで信頼性の高い低炭素データセンターを構築することを目指している。
継続的な技術的イノベーションに取り組むファーウェイは、顧客やパートナー、DCS Awardsの審査員からも評価され、Data Centre Facilities Vendor of the Year for 2021に選ばれた。
優れた製品性能とサービスによってファーウェイのデータセンターソリューションは、通信事業者、インターネットサービスプロバイダー(ISP)および政府から輸送、金融、製造、エネルギー分野に関わる企業まで、世界中のさまざまな業界で広く認められ、実際に使用されてきた。例えば、世界有数の通信事業者でクラウドニュートラルデータセンター事業者であるGlobal Switchは、いくつかの重要なプロジェクトでファーウェイと協力することを選んだ。Global Switchは、同社のParis Eastデータセンターの更新に当たり、ファーウェイのSmartLi無停電電源装置(UPS)を導入し、高密度で効率的、安全で信頼性の高いデータセンターの電力供給・配電システムを構築した。このプロジェクトに対して、今年のDCS AwardsでData Center Consolidation/Upgrade/Refresh Project of the Yearが授与された。
▽絶え間ないイノベーションと技術的な飛躍的進歩
カーボンニュートラルの目標をめぐる新たな緊急性によって、グリーンで省エネ、かつ効率的なデータセンターの構築が、いま必須となっている。ファーウェイは、データセンターの効率化向上を実現するために、省エネや消費電力の削減に役立つイノベーションに長年焦点を当ててきた。技術的イノベーションという点では、ファーウェイのSmart Converged FusionPower6000 Solutionと次世代のIndirect Evaporative Cooling Solutionが際立った例だ。それぞれ、DCSアワード2021では、Data Centre Power Innovation of the Year、Data Centre Cooling Innovation of the Yearに選ばれた。
ファーウェイのSmart Converged FusionPower6000 Solutionは、新しいレベルの技術統合を導入しており、高密度と効率性を特徴とし、供給を簡素化し、安全性と信頼性を強化している。従来の電力供給・配電システムと比較して、フルリンクシステムの電力供給効率は94.5%から97.8%に向上し、エネルギー消費量を大幅に削減するとともに、物理的なフットプリントも40%以上削減している。運用・保守の面では、人工知能(AI)の導入が保守を変革し、積極的で予測可能なものにしている。
ファーウェイのIndirect Evaporative Cooling Solutionは、自然の冷却源を最大限に利用し、新しい業界のイノベーションであるコールドパワーフュージョンにより、中断のない継続的な冷却を実現する。従来の冷水による冷却システムと比較すると、ファーウェイの新しいソリューションは、北京での一例では、必要な電力を32%削減し、水の使用量も33%削減した。さらに、ファーウェイのAIベースのiCoolingエネルギー効率最適化システムは、電力利用効果(PUE)を8%改善する効果がある。
DCS Awards 2021でのファーウェイの成果は、データセンター向けの技術、製品融合、イノベーションへの投資の結果であることを示している。将来に向けて、同社は今後もこの路線を歩み続け、シンプルでグリーン、かつスマートで信頼性の高いデータセンターソリューションを構築するために、イノベーションに焦点を当てていく。
▽ファーウェイについて
1987年創業のファーウェイ(Huawei、華為技術)は、情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーとスマートデバイスの大手グローバルプロバイダーである。当社には19万7000人以上の従業員がおり、170以上の国と地域で事業を展開、世界中の30億人以上にサービスを提供している。
当社のビジョンと使命は、全ての人、家庭、組織にデジタルをもたらし、完全に接続されたインテリジェントな世界を実現することである。そのために、ユビキタス接続を推進してネットワークへの平等なアクセスを促進し、クラウドと人工知能を地球の隅々にまで導入して必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供し、あらゆる産業や組織がより俊敏、効率的、ダイナミックになるのを支援するデジタルプラットフォームを構築し、AIによりユーザー体験を再定義して自宅、オフィス、外出先など生活のあらゆる場面で人々によりパーソナライズされたユーザー体験を提供していく。詳細な情報は、ファーウェイのオンラインwww.huawei.com を参照するか、以下から当社のフォローを。
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ソース:Huawei