【海口(中国)2021年10月27日PR Newswire=共同通信JBN】中国南部の海南自由貿易港(Hainan Free Trade Port、海南FTP)は10月24日、海口市でグローバル人材採用フェアを開始、島としてさらに才能ある人材の移住を受け入れることに意欲的であることを示唆した。
過去の同様の活動と比較して、この採用活動は、より柔軟で、より多くの明確な求人があり、より幅広い潜在的ターゲットを持ち、もっと長い期間開催される。
Xia Chenge海南省人材開発局次長によると、現在3万6000件を超える職の空きを埋める才能ある人材と主要な人員を探している省内の雇用者は、大学、科学研究機関、主要な研究所、病院、国有企業、主要なプロジェクト・プラットフォーム、工業団地を含む。全求人の内、年収が100万人民元を上回るものは100件以上ある。
海南自由貿易港の11の主要工業団地に関しては、1万1496件のポジションが埋まることが望まれている。専門職員と技術職員に対する島の省の需要を表し、全体の求人の約30%に上るこれらの求人は、職位の数とその質の両方において過去の同様の活動と比較して著しい伸びを示している。
Xia次長によると、これらの職位の多くは、海外出身の人や海外経験を持つ人向けである。さらに、この採用活動の才能ある人材紹介は、明らかに省内の主要産業(観光、現代サービス業、先端技術、効率的な熱帯農業など)に重きが置かれている。そして、これは海南FTPの開発にとっての確かな基盤を築く上で取られるべき一歩前進を提供する。
海南は2018年から、人材課税、移住、不動産購入、自動車購入、児童の教育、医療保険に関する一連の政策を相次いで立案、導入してきた。
課税の観点から見ると、FTP開発のため切実に必要とされる一流の人材と海南で働く人々にとって、個人所得税の実際の税負担は15%を超過しない。それを超過した税は免除される。
海南に住む外国人は今、建築士と免許薬剤師を含む38の職業資格試験の受験を許可されている。同時に、計219の異なる海外の職業資格が現在、省内全域で認定されている。
医療保障の観点では、海外の人材と配偶者、近親、サービススタッフは国籍や戸籍に関わらず、海南の都市部と農村部の住民に提供されているのと同様の基本的な医療保険が与えられる。
この採用活動は来年6月まで続き、求職者は公式ウェブサイト(www.ihnhr.com )にログインして求人を検索し、履歴書を提出できる。