 |
【蘇州（中国）2021年10月25日PR Newswire=共同通信JBN】Nexteer Automotiveはモジュール式コラムアシスト電動パワーステアリングシステム（mCEPS）を発表し、同社の電動パワーステアリング（EPS）のポートフォリオを拡大する。この革新的なシステムは、コスト効率の高いモジュール式のプラットフォーム設計を採用しており、Nexteerの拡張性と、幅広いOEM（相手先ブランドによる生産企業）の要求に応える柔軟性を実現している。
Nexteer Automotiveのグローバルバイスプレジデント兼アジア太平洋（APAC）部門プレジデントのDavid Fan博士は「NexteerのmCEPSシステムは、これまで従来のCEPSシステムを使ってきた車種に新しい可能性を創出する。プラットフォーム設計と拡張可能な電子制御システムにより、mCEPSは顧客パッケージングや他の要件に柔軟な、高度でカスタマイズ可能、かつコスト効率に優れたステアリングシステムに対するOEM顧客のニーズを満たすことができる」と述べた。
NexteerのmCEPSシステムには、さまざまな負荷容量や他の要件をサポートするために、Standard、Enhanced、Proの3モデルがある。例えば、mCEPS ProはSAE（自動車技術会）の自動運転レベル2－5、オーバージエア（OTA）アップデート、サイバーセキュリティーをサポートする。Nexteer mCEPSの3モデルとも、AUTOSARリリース4.0電気／ソフトウエア・アーキテクチャーに基づいている。それに加え、Nexteerがカスタム開発した高性能トルク・舵角センサーは際立った騒音・振動・ハーシュネス（NVH）性能と、スムーズで正確なハンドリング感覚を実現し、ドライバーはさらなる接地感を得ることができる。
Nexteer Automotiveの社長兼最高技術責任者（CTO）で最高戦略責任者（CSO）、エグゼクティブ・ボードディレクターのRobin Milavec氏は「NexteerのmCEPSは、既にわれわれが手にしていて業界をリードするEPSの基本的構成要素を活用し、OEMの要求内容水準に合わせて再設定とカスタマイズが可能な新ソリューションを構築している。これは当社が顧客重視のモーションコントロール・ソリューションを革新する上で、どれだけ当社の電気とソフトウエアの専門知識を活用しているかをあらためて証明するものだ。NexteerはmCEPSのような革新的な製品でポートフォリオを充実させ、顧客の現在の固有なニーズをコスト効率よく満たし、進化するモビリティ環境における将来のニーズを予測していく」と述べた。
mCEPSに加えて、Nexteerは小型車から大型トラック、そして軽量商用車に至るまで、全種類の車両のハンドル操作が可能なEPSシステムの完全なポートフォリオを提供する。Nexteerの他のEPSソリューションには、Rack-Assist EPS（REPS）、Dual Pinion-Assist EPS（DPEPS）、Single Pinion-Assist EPS（SPEPS）、CEPS、High-Output EPS、High-Availability EPSがある。
▽NEXTEERについて
直感的モーションコントロールの世界的リーダーであるNexteer Automotive（HK 1316）は、電動・油圧式パワーステアリングシステム、ステアリングコラム、ドライブラインシステム、ならびに先進運転支援システム（ADAS）、自動運転実現技術を「相手先ブランドによる生産企業」（OEM）向けに供給している数十億ドル規模の世界的なステアリング・ドライブライン企業である。同社は27の製造工場、4カ所の技術・ソフトウエアセンター、13の顧客サービスセンターを北米・南米、欧州、アジア、アフリカに戦略的に配置している。同社はBMW、フォード、GM、Stellantis、トヨタ自動車、フォルクスワーゲン、ならびにインドと中国の自動車メーカーを含む世界のあらゆる主要地域の60以上の顧客に納品している。www.nexteer.com
企業ロゴ、幹部の顔写真および追加グラフィクスはNexteer Media Center（https://www.nexteer.com/media-center/ ）を参照。
ソース：Nexteer
