パリ, 2021年10月22日 /PRNewswire/ -- フランスの自動車メーカーHopiumは、自動車用グレージング(ガラス)の製造の世界的パイオニアであるSaint-Gobain Sekuritと、同社の高級水素自動車セダンHopium Machinaのグレージングを共同開発するためのパートナーシップ(提携)契約を締結したと発表した。
この新たな重要な産業協力は、そのプロジェクトに関連する先駆的な企業、その分野の真のリーダーらを広く認められているノウハウと専門知識に結び付けることにより、モビリティーの未来を構築するという同メーカーの野心の一環である。
Hopiumは、Saint-Gobain Sekuritの経験に基づいて、設計、安全性、熱的・音響的快適性を組み合わせた革新的ソリューションを提供し、車両のすべてのガラス面で可能な限り最高のユーザー体験を実現する意向である。
「われわれは、Hopium Machinaの開発の一環として、フランスの産業遺産の主要なプレーヤーと協力できることを誇りに思う。われわれは、Saint-Gobain Sekuritのチームと、同じイノベーションへの嗜好と、テクノロジーの限界を押し上げる未来のソリューションを模索しようとする願望を共有している」
HopiumのOlivier Lombard最高経営責任者(CEO)兼創業者
「Saint-Gobain Sekuritは、グリーンモビリティーにコミットしているフランスの新興企業であるHopiumをサポートできることを嬉しく思う。Saint-Gobainは、同グループの環境への影響を減らすという目標を追求しており、これは、より持続可能なモビリティーに適応したソリューションにも反映されている」
Saint-Gobain SekuritのTim Jurkowski副社長(販売・マーケティング・プロジェクト担当)
両社間ですでに進行中のプロセスは2022年に、Hopium Machinaの最初の工業化前車両のプレゼンテーションにつながる予定である。
▽Hopiumについて
ル・マン24時間レースの最年少優勝者であるOlivier Lombard氏は、レースサーキットでの経験を生かして、高級水素自動車のメーカーであるHopiumを設立した。自動車文化を継承するOlivier Lombard氏は、7年間にわたり水素を動力源とするレーシングカーを運転しており、この分野では世界で最も経験豊富なレーサーとなった。オープンエアの実験室としてのレースを通じて、Olivier Lombard氏とそのチームは、今日の環境問題に対処するための新たなモビリティーソリューションについて熟考することができた。運輸部門だけで温室効果ガス排出量の20%を占めているが、同社は気候変動におけるプレーヤーとしての地位を確立している。Hopiumは、水素燃料電池、テクノロジー、自動車工学の分野でイノベーションの最前線にいる専門家や主要なパートナーからなるチームを結集している。Hopium(FR0014000U63-MLHPI)はEuronext Access +に上場しており、PEA-PME(中小企業や中堅企業に融資することを目的とした株式貯蓄プラン)の対象企業である。
▽Saint-Gobain Sekuritについて
350年以上の歴史を持つSaint-Gobainは、世界で最も革新的な100のグループの1つである。グループのモビリティー部門では、Saint-Gobain Sekuritが、乗車体験、安全性、持続可能性を高める革新的なグレージングシステムを創出している。信頼できる自動車パートナーとして、Saint-Gobain Sekuritはすべてのドライブが素晴らしい体験となるようにする。
▽問い合わせ先
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