【北京2021年10月21日PR Newswire=共同通信JBN】第52回Zhangshu National Traditional Chinese Materia Medica Trade Fair(樟樹全国伝統中国医薬品見本市)が16日、中国東部の江西省にある県級市、樟樹で開幕した。
8800を超す製薬業者が見本市に参加して2万9000種類以上の製品を展示し、初日の売上高は120億元を突破した。
イノベーション、継承、発展をテーマに掲げる同見本市は、展示やフォーラム、文化祭典、式典など17の催しを企画し、伝統中国医学(TCM)産業における協力と交流の促進、TCM産業の発展の推進を目指してオンラインのプラットフォームと展示を立ち上げた。
中国医学科学院規律検査委員会(Commission for Discipline Inspection of China Academy of Chinese Medical Sciences)のYu Linyong書記は、TCMサービスへの公的需要の高まりと国際舞台でのTCMの影響力により、TCM産業はこれまでにない発展の機会に直面している、と述べた。
デジタル見本市のコンセプトを重視することで、インターネットやビッグデータ、クラウドコンピューティングなどのより近代的な情報技術がオンライン展示の実施のために取り入れられ、参加者に参加登録やライブブロードキャスト、リアルタイムデータなどさまざまなサービスを提供した。
3日間のイベント期間中に、江西省の地元医薬品・医療産業の世界進出をさらに促進するため「ジョージアに歩み寄る江西省の医薬品・医療産業」と名付けられたオンライン展示が開催され、同省の40以上の出展者と85の外国バイヤーの参加を呼び込んだ。
TCMの都として、樟樹は1800年以上に及ぶ医薬品開発の歴史を誇っている。現在、樟樹には406の製薬企業があり、伝統中国医学の薬草作付け総面積は3万3333ヘクタールに達している。2020年には同市の製薬産業クラスターの収益が1000億元を突破した。