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UBBF 2021:ネットワークインフラ構築が産業の発展を促す - 新たなコンセンサス

Huawei
2021-10-20 16:37 1364

【ドバイ(アラブ首長国連邦)2021年10月20日PR Newswire=共同通信JBN】国連ブロードバンド委員会とファーウェイ(Huawei、華為技術)が共催する「第7回Ultra-Broadband Forum(UBBF 2021)」が19日、ドバイで正式に開幕した。今年のUBBFは、固定ネットワーク分野で世界最大のサミットとして、「Extend Connectivity, Drive Growth(コネクティビティーの拡張、成長の促進)」をテーマに開催された。同イベントでは、世界の主要な通信事業者や機器ベンダーが、ネットワークインフラの構築、地域デジタル経済、ソリューション適用の成功例、業界の成長余地の拡大など、さまざまなトピックについて意見を交換した。また、成功事例の紹介や、ビジネスの協力関係の深め方についての議論も行われた。

UBBF 2021で講演するファーウェイ専務取締役兼通信事業者向けネットワーク事業グループプレジデントのRyan Ding氏
UBBF 2021で講演するファーウェイ専務取締役兼通信事業者向けネットワーク事業グループプレジデントのRyan Ding氏

今年のUBBFは2日間にわたって開催され、固定ネットワークに焦点を当てた複数の基調講演やセッションが同時に行われた。政府、企業、通信事業者、学界の専門家が、ウルトラブロードバンド・ネットワーク開発の現状や新たな課題について議論、意見交換するとともに、関連する知見や成功事例を紹介した。

ファーウェイ専務取締役兼通信事業者向けネットワーク事業グループプレジデントのRyan Ding氏は講演で、「コネクティビティーとは単なる機能の拡張ではなく、より重要なのは、心の絆だ。170年以上前、世界初の海底ケーブルが敷設され、海を越えて初めて通信信号が送られた。これは、人類にとって大きな前進だった。約20年前には通信速度が32 Kbpsを超え、動画が文字を超える主要なやり取りの手段となり、これまでにないコミュニケーションが可能になった」とした上で、コネクティビティーは「世界をより良い場所にする」とも語った。

コネクティビティーの価値は社会的に再定義されつつあり、産業の発展が加速している。ファーウェイのPeng Songグローバルキャリアマーケティング&ソリューションセールス部プレジデントは講演で、ファーウェイのCoverage(カバレッジ)/Architecture(アーキテクチャー)/Fusion(フュージョン)(C.A.F)モデルを定義し、詳しく説明した。Peng氏は、「現在と未来の両方の要件を満たす」ため、コネクティビティーを全家庭、全企業内に拡張し、クラウドと融合させるべきだと強調。「C.A.Fモデルに基づいてコネクティビティーの競争力を高めることが、新たな成長の鍵となる」と語った。

*Coverage:コネクティビティーが各部屋にまで広がれば、家庭用ブロードバンドの価値は大きく向上する。刻々と変化する家庭や企業の需要に応えるため、事業者は、全ての部屋、全ての機器、全ての企業の生産システムにコネクティビティーを拡張し、より広い範囲がカバーできるようになった時点で専用回線を専用ネットワークに変換する必要がある。これにより接続数が増え、ユーザーの定着率が高まり、最終的にはより多くのビジネスチャンスが生まれる。

*Architecture:ネットワーク・アーキテクチャ-―は、現在および将来のビジネスを成功させるための基礎である。未来志向の新しいアーキテクチャーは、より弾力的なネットワーク、より環境に優しいサービス、より低い運営コストを必要としている。ファーウェイは、OXC、SRv6、ADNといった新技術を探求し続け、アーキテクチャーの基盤を強化していく。

*Fusion:コネクティビティーは大きなチャンスをもたらす。C.A.Fモデルに基づくネットワーク競争力の向上は、事業者にとって極めて重要である。デジタル化は、ICT業界にとって最大のチャンスである。それは概念から実践へと進化した。クラウドがデジタル化の中核であることは否定できないが、コネクティビティーも重要な役割を担っている。コネクティビティーがなければ、「クラウドはただの孤立した大きなデータの塊になってしまう」。Peng氏によれば、「フュージョン」が重要なのは、コネクティビティーはクラウドを中心として、企業のクラウドへの移行を支援すべき存在だからである。コネクティビティーとクラウドは収れんさせる必要がある。このプロセスにおいて、事業者は大きな役割を果たすことができる。

HuaweiのKevin Huデータ通信製品ライン担当プレジデントは、デジタル化は利便性を向上させる一方、既存のネットワークには多くの課題を生じさせたと説明した。例えば、CO機器室内のスペースが限られているため、既存のノードでは包括的なサービス処理能力を提供することが困難になっている。リソースとネットワークのホーミング関係が固定されているため、DC間のトラフィックを柔軟にスケジューリングすることも困難になっている。既存のネットワークでのハイブリッドサービスの運用は、今日の差別化されたサービス要件を満たすには不十分である。デジタルトランスフォーメーションの過程で顧客が直面するネットワーク課題に対応するため、ファーウェイは、「オールサービス・スーパーエッジCO」「テナントレベルのハード・スライシング」「SRv6によるネットワークプログラマビリティー」「クラウドネットワークの統合」という4つの新機能を備えた「インテリジェントクラウドネットワーク・ソリューション」を発表した。このソリューションは、事業者のネットワークリソースの価値と、クラウドとネットワークの補完的メリットを最大化し、事業者がクラウドネットワーク統合を特徴とするDICTサービスアーキテクチャーを構築するのに役立つ。

会議でKevin Hu氏は、デジタル時代における事業者のインテリジェントクラウドネットワークの構築を支援する、全シナリオ対応型インテリジェントルーター、NetEngineシリーズも紹介した。これらの機器には、インテリジェント・クラウドアクセスルーター(NetEngine A800シリーズ)、オールサービス・アグリゲーションルーター(NetEngine 8000 Mシリーズ)、インテリジェント・バックボーンルーター(NetEngine 8000 X16)が含まれる。

現在、世界の通信事業者は、光ファイバーへの投資を継続的に増やし、ブロードバンドの品質を向上させ、FTTRやOTNプレミアム専用回線などのサービスを開発して、固定ネットワークからの収益を高めている。オールオプティカル・ターゲットネットワークは、グリーンシティーやスマートシティーの基本要素として、徐々に業界のコンセンサスとなりつつある。しかし、スマートシティー向けのオールオプティカル・ターゲットネットワーク構築の過程で、事業者は、FTTH ODN構築のコスト高、サービス提供の遅さ、管理の難しさなどの困難に直面している。また、デバイスの展開、ネットワークの進化、新サービスの開発も喫緊の課題となっている。

会議で、Bill Wangファーウェイ光学製品ライン・バイスプレジデントは「こうした課題を克服するため、ファーウェイはDigital QuickODN(DQ ODN)およびEdge OTNシリーズの製品を発表した。これらの製品は、事業者がエンド・ツー・エンドで可視化、管理が可能なオールオプティカル・ターゲットネットワークを迅速に構築し、事業者の運用・保守コストを大幅に削減し、様々な産業や家庭にデジタルワールドへの高速な入口を提供できるよう設計されている。事業者が、法人市場の拡大、家庭でのブロードバンド体験の向上、コスト削減、収益アップに役立てることができる」と語った。

会議では、以下の著名な講演者が基調講演を行い、固定ネットワーク領域におけるファーウェイのソリューションや製品の成功事例や知見を紹介した。

Doreen Bogdan-Martin(ITU電気通信開発局長)、Bocar A. BA(SAMENA Telecommunications Council CEO)、Ricardo Varzielas(MTN GlobalConnect CFO)、Per Morten Torvildsen(GlobalConnect取締役会長)、Bader Abdullah Allhieb(STCインフラ部門担当副社長)、Alaa A. Malki(Mobily Etihad Etisalat CTO)、Waqar Mahmood(パキスタン高等教育委員会CTO)。

世界のウルトラブロードバンド固定ネットワーク産業の持続的発展を促するため、ファーウェイは2014年、ブロードバンド委員会(ITUとユネスコが共同で設立)、地域の大手通信事業者と共に、Ultra-Broadband Forum(UBBF)を立ち上げた。同フォーラムは、ウルトラブロードバンドの可能性を引き出し、事業者、消費者、コンテンツプロバイダーに利益をもたらすため、ウルトラブロードバンド経験の共有、業界を超えた協力、業界全体の振興に焦点を当てた、ハイレベルな対話プラットフォームの構築を目指している。

UBBFは、2014年の初開催以来、毎年成功裏に開催されており、ウルトラブロードバンド業界の発展をリードする最重要イベントとなっている。

https://www.huawei.com/minisite/ubbf/en 

ソース:Huawei

ソース: Huawei
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