【保定(中国)2021年10月14日PR Newswire=共同通信JBN】カーボンニュートラルを目指すGWMはこのほど、ハイブリッド電気自動車の数モデルをリリースし、ハイブリッドテクノロジーの研究開発とモデルのアップグレードを推進するためにハイブリッドテクノロジーにおける最新の研究開発の結果を示した。
ハイブリッドテクノロジーは、GWMの長期計画全体にとって不可欠である。「大規模投資」という研究開発のコンセプトに動機付けされたGWMは5年にわたる取り組みに200億元を投じてL.E.M.O.Nプラットフォームを独自に設計、開発した。このプラットフォームは、2つの異なるハイブリッドアーキテクチャー、すなわちDedicated Hybrid Technology(DHT)アーキテクチャーとP2/P2+P4アーキテクチャーに適用可能である。
高度に統合されたガソリン・電気のハイブリッドテクノロジーであるL.E.M.O.N. DHTは、効率的なハイブリッドエンジンとデュアルモーターハイブリッドシステムの連携を通じて、あらゆる速度範囲、あらゆるシナリオで最適な性能を達成し、高速、円滑、静粛、経済的なドライビング体験をユーザーに提供することができる。
6月にタイで世界初公開されたHAVAL H6 HEVは、このテクノロジーを装備している。リリースされると、HAVAL H6 HEVは地元の新エネルギー車両市場を驚かせ、地元ユーザーに好感された。その市場売上は短期間でタイの市場セグメントでナンバー1になった。
このテクノロジーは、WEY MAQIDUO(中国名)にも採用され、2021年9月29日に開催されたTianjin International Auto Show(天津国際自動車ショー)で発表された。この新しいモデルはさまざまなシナリオにおいて素早いパワーレスポンス、強力な加速能力、スムーズなギアシフト、静かで快適なドライビングの能力がある。高性能かつ大容量のHEVバッテリーを使用するため、これは最大1100キロの総走行距離と100キロあたり4.7リットルの総燃料消費を備え、燃料効率に極めて優れている。
さらに、WEY Coffee PHEVはP2+P4のハイブリッドアーキテクチャーを採用している。この自動車は2021年9月6日にミュンヘンで開催された国際モーターショー(IAA)で登場した。このドライブモーターは、フロントおよびリアのアクセルにそれぞれ取り付けられており、ドライブシャフトなしで電動4輪駆動システムに匹敵する。このコンビネーションは、強力なパワー、健全な経済効率を特徴とし、多数のシナリオ、多様なドライビングモード・柔軟性に適用されている。これは、多数のシナリオに最適なプラグインハイブリッドパワーをCoffee 01 PHEVに提供し、5s/100kmの加速能力と最大235km/hのスピードをサポートする。
現在L.E.M.O.Nハイブリッドテクノロジーを装備するモデルは、2つの主要ブランド、すなわちHAVALとWEYをカバーしてきた。次には、より多くのハイブリッド電気自動車が今後発表され、クリーンかつ効率的なドライビング体験を世界のユーザーに途切れることなく提供していく。
また、GWMはハイブリッド、ピュアエレクトリック、水素エネルギーを含む多様なテクノロジー手段を追求し、コバルトフリーバッテリー、Dayu(大禹)バッテリーなど数々の技術的蓄積も保有し、クリーンエネルギーにおける総合的な技術計画を策定している。
GWMのJack Wei会長は2025 Strategy Conferenceで、GWMが今後5年間で、特にピュアエレクトリック、水素エネルギー、ハイブリッドテクノロジーの研究開発に総額1000億元を投資し、技術上のリーダーとしての地位を維持していくと語った。
ソース:GWM