【深セン(中国)2021年9月27日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)取締役兼ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのプレジデントであるPeng Zhongyang氏はHUAWEI CONNECT 2021の2日目、「Diving into Digital for a Brighter Future(より輝かしい未来を求めデジタルに飛び込む)」との議題で基調講演を行い、産業のデジタルトランスフォーメーションのビジョンと将来に関するシナリオ、モデル、エコシステムの3つの重点分野を提案した。ファーウェイはイベント中に、公共サービス、運輸、金融、エネルギー、製造の各部門の顧客向けに、11の革新的なシナリオベースのソリューションをリリースした。ファーウェイは、パートナーと継続的に協力することにより、デジタルトランスフォーメーションのさまざまな段階で顧客の要件を満たし、課題に取り組み、トランスフォーメーションの新しい機会をつかみ、業界に価値を創造することを目指している。
ファーウェイ取締役兼ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのプレジデント、Peng Zhongyang氏は「ファーウェイは、顧客がデジタルトランスフォーメーションの旅で成功することを支援するため、シナリオ、モデル、パートナーに焦点を当て、デジタルに飛び込み続ける。当社はICTを実際のシナリオやプロセスと統合し、コンサルティング、統合、運用サポートの新しいモデルを開発している。顧客のニーズとビジョンを十分に理解し、実現することを目指している。パートナーには、チャンネルとしての役割を果たすことからコンピテンシーパートナーになることへと移行し、ファーウェイとともに成長し、革新し、勝利するパートナーシステムの構築に努めるよう勧めている」と語った。
▽デジタルに飛び込む-シナリオ、モデル、パートナーに注力
デジタルの世界に飛び込むことは、反復的なプロセスである。デジタルトランスフォーメーションが業界のコンセンサスになったことで、焦点はデジタル化するかどうかからデジタル化する方法に移っている。ファーウェイは、企業顧客がモデルを革新し、品質と効率を改善し、エクスペリエンスを向上させ、回復力を強化することを支援するため、デジタルに飛び込むための3つの主要な重点分野を強調した。
シナリオのデジタル化:ファーウェイは、ICTとビジネスプロセスをさらに統合するための鍵は、補助システムからコア/本番システムまで、リーダーシップコックピットから運用シナリオの詳細まで、単一ドメインのデジタル化からすべてのシナリオの包括的デジタル化までの3つの側面にあるとみている。ファーウェイは、さまざまなシナリオでのエクスペリエンスを継続的に蓄積し、あらゆるシナリオで知見を深化させてきたため、業界の主要な事業問題に対処することができる。
ファーウェイは2016年以来、自社自身にデジタル化を注入することにより、デジタルトランスフォーメーションの総合的戦略を推進してきた。ファーウェイのTao Jingwen取締役兼最高情報責任者(CIO)は「デジタルトランスフォーメーションを実現するには、企業は基盤としてデジタルプラットフォームを開発し、主要事業の成功のサポートを目的とする事業再構築に注力する必要がある。ファーウェイは独自のトランスフォーメーション経験に基づき、デジタル対応プラットフォームであるHorizを構築してきた。このオープンプラットフォームは、さまざまな業界の企業がデジタル化を達成し、グローバルな競争力を構築することを助ける」と語った。
モデル・トランスフォーメーション:ファーウェイは、顧客のデジタルトランスフォーメーションでの成功を支援するため、コンサルティング、統合、運用サポートの新しいモデルを採用している。ファーウェイは今後5年間に、300を超えるカスタマイズされたサービスソリューションをリリースし、200超のサービス標準を確立し、800を超えるサービスソリューションパートナーを開発する方針である。
2019年に設立されたChina Oil & Gas Pipeline Network Corporation(PipeChina)は、設立以来、ファーウェイと協力してデジタルトランスフォーメーションの旅を続け、デジタル化を通じ抜きん出るべく努めている。PipeChinaのLiu Zhongyun副ゼネラルマネジャーは「デジタルトランスフォーメーションは、複雑で体系的かつ長期的なプロセスである。デジタルプラットフォームとデータはPipeChinaのデジタル化の鍵であり、デジタルへの『飛び込み』の基礎でもある。PipeChinaは、共有リソース、標準化されたアーキテクチャー、統合データ、サービスとしての機能、およびカスタマイズされたアプリケーションに基づいて成功を収めるため、ファーウェイとデジタルトランスフォーメーションで引き続き協力していく」と語った。
パートナーシステム開発:ファーウェイは、パートナーシステムを包括的にアップグレードし、コンピテンシーパートナーの開発の健全な基盤として、成功の共有と継続的な運用を確保する。
Digital China Groupは、ファーウェイの世界的戦略的パートナーの1つである。Digital ChinaのGuo Wei社長兼会長は、デジタルトランスフォーメーションでファーウェイとコラボした経験と結果を次のように説明した:「今日のデジタル世界におけるDigital Chinaの使命は、新たなインフラストラクチャー、クラウドテクノロジー、ネットワークを使用してクラウドネイティブの『MetaVerse』を構築することである。これにより、社会にとり新たな未来が定義される。Digital Chinaはファーウェイやその他のエコシステムパートナーと協力し、デジタルに飛び込み、業界のデジタルトランスフォーメーションを実現し、共に革新し、将来的に成功することを目指している」。
▽デジタルに飛び込むための11のシナリオベースのソリューション
ファーウェイはこのイベントで、デジタルトランスフォーメーション・イノベーション探求の一環として、公共サービス、エネルギー、金融、運輸、製造の5つの業界をカバーする11の革新的なシナリオベースのソリューションをリリースした。
公共部門では、City Intelligent Twinsの3つの主要なソリューション、つまり、Unified Urban Governance in One Network(1つのネットワークでの統合された都市ガバナンス)、Assisted Operation Service(支援された運用サービス)、およびZero Trust Security(ゼロトラストセキュリティー)がリリースされた。これは、政府による行政プロセス変革を継続的に支援し、より快適で、革新的で、人道的で、回復力があり、グリーンな新しいタイプのスマートシティー建設を実現する。
エネルギー部門では、Intelligent Power Plant(インテリジェント発電所)ソリューションとSmart Gas Station(スマートガソリンスタンド)ソリューションが、エネルギー業界の参加者による高品質開発実現、環境に配慮した低炭素で安全かつ効率的なゼロカーボン・スマートエネルギーシステム構築を支援する。
金融セクターでは、Mobile Payment(モバイル決済)とDigital CORE(デジタルCORE)ソリューションは、金融機関がより優れたエコシステムベースのデジタル企業に変革することを支援する。それは、完全にコレクトされた、インテリジェントで、エコシステムベースの金融セクターの構築に貢献する。
運輸部門では、アップグレードされたSmart Airport(スマート空港)、Smart ATC(スマートATC)、およびComprehensive Transportation(総合運輸)ソリューションにより、引き続き便利な旅行とスムーズな物流が可能になり、デジタルトランスフォーメーションにおける顧客の成功をサポートする。
最後に製造業において、Intelligent Automaker(インテリジェント自動車メーカー)ソリューションは、イノベーションを促進しつつ、効率とエクスペリエンスを向上させることを目的としている。
ファーウェイは、高度なICT機能と長年の業界経験を活用し、デジタル進化のさまざまな段階で世界中のパートナーや顧客と協力し、デジタル変革を完全にサポートしてきた。ファーウェイは常に顧客が独自の価値を高め、強みをより強くすることを支援する。
ファーウェイは9月23日から10月31日までオンラインでHUAWEI CONNECT 2021を開催している。今年のイベントのテーマは「Dive into Digital」である。われわれが経済回復に向かう中で、当社はクラウド、AI、5Gなどのテクノロジーのすべての業界での実用化と、それらがあらゆる形態と規模の組織をより効率的、多用途、そして最終的には回復力を持つことができるようにする方法について深く掘り下げてゆく。
詳細な情報は当社地元チームに問い合わせるか、https://www.huawei.com/en/events/huaweiconnect を参照。