【北京2021年9月15日PR Newswire=共同通信JBN】広西チワン族自治区気象局(Guangxi Meteorological Bureau)と中国経済情報社(CEIS、China Economic Information Service)の共同作成によるChina-ASEAN Meteorological Development Index(中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)気象開発指数)は11日、広西チワン族自治区の首府南寧で開かれた6th China Meteorological Equipment & Service Exhibition(第6回中国気象装置・サービス展示会)開会式で主要結果の初回分を発表した。
主要結果の初回分は、China-ASEAN meteorological modernization standard system (中国・ASEAN気象近代化標準体系)と2021 China-ASEAN Meteorological Development Index Report (Laos)(2021年中国・ASEAN気象開発指数報告書(ラオス))を対象としている。
発表された情報によると、合計49の評価指標は環境サポート、気象観測、気象予報、気象サービスの4つの側面で収集され、これらが中国・ASEAN気象近代化標準体系の主要結果を構成している。
中国・ASEAN気象開発指数報告書(ラオス)はラオスの気象開発に関するデータ分析と実用的な提案をもたらしている。
中国・ASEAN気象開発指数は将来、China-ASEAN Expo(中国・ASEANエキスポ)による対象国の選択と歩調を合わせ、それと一致した報告書を毎年発表していくことが明らかになっている。
一帯一路構想の参加諸国を強化してデジタル時代の新たな機会を共有し、国際的な気象協力をさらに強化することを目的として、この指数は2020年5月、中国気象局(CMA)の支援を得て研究を開始した。
広西チワン族自治区気象局のZhong Guoping局長によると、この指数はASEAN諸国の気象開発に関する分析を提供するためのものであり、これにより気象分野における中国とASEAN諸国の協力をさらに進めるためのデジタルレファレンスをもたらすことが可能となる。
China Meteorological Service Association (CMS、中国気象サービス協会)の責任者のXu Xiaofeng氏は、中国・ASEAN気象開発指数は多数の質の高い資源と共同イノベーションを蓄積し、気象分野における国際協力を深化させるための基礎を築いたと語った。
新華社通信の傘下で、中国の主要経済情報サービス提供者であるCEISの中国・ASEANチーフアナリストのLi Xiao氏は、ラオスは気象災害を防止、軽減し、気象変動に対応する能力を継続して改善してきており、同国の気象予報の正確さとそのほかの関連指標は近代的な水準に合致していることが指数報告書によって示されていると語った。
第6回中国気象装置・サービス展示会は、9月10日から13日まで開催された中国・ASEANエキスポの一部である。
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