【北京2021年9月6日PR Newswire=共同通信JBN】昆明は10月に開催予定の国連生物多様性(CBD)条約第15回締約国会議(COP15)の開催都市となり、Dianchi(テン池)湖畔湿地のうちBaofeng(宝豊)湿地が野外展示される。
中国南西部の雲南省は、近年、昆明の湿地を保全するための根気の要る取り組みで大きな生態学的成果を上げてきた。
2003年、昆明は生態環境保護とテン池の生態湿地の総合管理を狙いとする計画を採用した。
2020年までに、昆明市の湿地の総面積は6万2403.27ヘクタールに達し、このうち天然湿地の面積は4万8249.31ヘクタールで、それぞれの保護率は最大69.53パーセントと78.44パーセントだった。
この期間中に、幅200メートルの自律的生態系ベルトが建設され、33.3平方キロメートルの面積をカバーし、その80パーセントは植生で覆われていた。
テン池の生態系の改善は、この地域の生物多様性にも恩恵をもたらし、植物種は232種から300種に増加し、一定の魚類や渡り鳥が戻ってきたことが記録された。
「地球の腎臓」と呼ばれる湿地は、生態系と環境の不可欠な部分である。テン池湿地は、昆明の水保全、生物多様性、地元の経済発展に極めて重要な寄与を果たしてきた。
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ソース:Xinhua Silk Road