【重慶(中国)2021年8月23日PR Newswire=共同通信JBN】iChongqing:China-SCO Forum on the Digital Economy Industry(デジタルエコノミー産業に関する中国-上海協力機構(SCO)フォーラム)とSmart China Expo 2021(SCE 2021、スマート・チャイナ・エクスポ2021)が23日、重慶市で開幕した。会期は8月25日までの3日間。
重慶のLijia Smart Park(リジア・スマートパーク)で鏡をクリックして健康状態をチェックする男性。ここではスマート・チャイナ・エクスポ2021の一部として「スマートライフの1日」を体験できる。(China News Serviceの Chen Chao氏撮影)
SCE 2021の期間中、会議、展示会、コンテスト、フォーラムが一体となってデジタルエコノミーを奨励し、SCO諸国間の共通の繁栄、およびインダストリアルインターネットの発展を促進する。
重慶とSCO諸国はデジタルエコノミーのための開発協力プラットフォームを共同で構築している。これはこの分野における国際交流と協力を促進し、すべての関係者にとって相互に利益となる共通の発展を実現するためのものである。
SCOフォーラムでは、デジタルエコノミー、eコマース、スマートツーリズム、スマートロジスティックス、デジタルチャネル開発をテーマにした5つのフォーラムが設定され、SCE 2021ではインダストリアルインターネットに関して6つのテーマに焦点が当てられている。
中国をはじめ18のSCO諸国からオンラインとオフラインの両方で出席する賓客のほか、SCO事務局、SCO経済協議会、SCO青年委員会の主要幹部や、すべてのSCO諸国代表の参加も予定されている。
SCE 2021は「Smart Technology: Empowering the Economy and Enriching Life(スマートテクノロジー:経済を活性化し生活を豊かに)」という確立されたテーマをたどり続けている。51のシンガポール企業を含む610企業がオンラインとオフラインで出品し、実際の展示会場は7万平方メートルに及んでいる。China-SCO Digital Economy Cooperation Pavilion(中国-SCOデジタルエコノミー協力パビリオン)もChongqing International Expo Center(重慶国際エキスポセンター)に設けられており、18のすべてのSCO諸国が約1万平方メートルに及ぶエリアに参加している。
国際機関やグローバル産業のリーダーのほか、受賞歴のある科学者や高名な学者など全体で133人の賓客に招待状が送られ、その一方、31の国・地域からの出品者がオンラインとオフラインでそれぞれの技術を展示する予定である。
重慶市は現在、デジタルエコノミーの活発な発展段階に入っており、今回のフォーラムは同市にとって非常に大きな意味を持っている。このイベントは重慶とSCO諸国との交流強化のプラットフォームであり、多国間の協力、協議、進展も促進する。
経済と貿易をテーマにした掘り下げた協力と交流が予想され、主なハイライトとして、一帯一路構想地帯の各国とトップ企業や、国際機関、姉妹都市、産業リーダーが参加するプロジェクト調印式典が予定されている。
詳細は https://www.ichongqing.info/special/smart-china-expo-2021/とhttps://www.ichongqing.info/special/2021sco/ を参照。
ソース:iChongqing