【蘇州(中国)2021年8月5日PR Newswire=共同通信JBN】直感的モーションコントロールのリーダーであるNexteer Automotiveは、同社のNexteer蘇州工場で200万のラックアシスト式電動パワーステアリング(REPS)の中国での生産マイルストーンを達成したと発表した。
Nexteer SuzhouのYi Renゼネラルマネジャーは「REPSの生産が2015年に蘇州で開始されて以来、われわれは同地域の多数のOEM顧客に革新的な高品質ステアリングシステムを提供してきた。当社のREPSシステムは、電動化や自動化など業界の大きな流れをサポートし、われわれは常時、当社製品ポートフォリオを最新化して高度な安全性および性能へのOEMのニーズの高まりに応えていく」と語った。
NexteerのREPSは、大型車両向けに設計され、高い前部車輪の負荷に対処し、パッケージングスペースを最適化する。REPSはブランドのステアリング感覚、路面感覚を提供するとともに、車線維持、駐車支援、交通渋滞支援、車線逸脱警告などEPSテクノロジーで実現される高度な安全性および性能の特徴全てを大型車両が最大限に活用することを可能にする。
REPSシステムは、電動化に向けた世界のOEMによる転換でも極めて重要な役割を果たしている。例えば、電気自動車のバッテリー重量の付加によって、OEMは標準的なREPSの約2倍のステアリング負荷容量があるNexteerのHigh-Output REPSシステムへと転換している。NexteerのHigh-Output REPSシステムは、標準的なREPSシステムの10-17キロニュートン(kN)と比較して最大24キロニュートン(kN)のロードを操作できる。
Nexteer Automotiveのグローバルバイスプレジデント兼アジア太平洋部門プレジデントであるDavid Fan博士は「Nexteerは2010年に世界初の12ボルトREPSシステムを生産し、その後、REPSのグローバルリーダーになった。当社のREPSシステムは高度な安全性、性能、快適さを通じて世界の数百万人のドライバーに業界をリードするステアリング支援とドライビング体験を提供し、ドライビングをより安全に、よりグリーンに、より楽しくしている。Nexteerは今後もソフトウエア、エレクトロニクス、車両システムインテグレーションを活用し、あらゆるレベルの自動運転向けの新しい安全性および性能を開発していくとともに、従来の内燃機関、ハイブリッド、全電動システムであっても、あらゆる形態の車両動力をサポートしていく」と語った。
REPSに加え、Nexteerは小型自動車から大型トラック、軽商用車に至るあらゆるサイズの車両を操作できるEPSシステムの完全なポートフォリオを提供する。他のNexteerのEPSソリューションには、Dual Pinion-Assist EPS(DPEPS)、Single Pinion-Assist EPS(SPEPS)、Column-Assist EPS(CEPS)、High-Availability EPSが含まれる。
▽Nexteerについて
直感的モーションコントロールの世界的リーダーであるNexteer Automotive(HK 1316)は数十億ドル規模の世界的なステアリングおよびドライブライン企業であり、電動・油圧式パワーステアリングシステム、ステアリングコラム、ドライブラインシステム、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転技術を相手先ブランドの受託製造業者(OEM)に供給している。同社は北・南米、欧州、アジア、アフリカに27の製造工場、4つの技術・ソフトウエアセンター、13の顧客サービスセンターを戦略的に配置している。同社はBMW、フォード、GM、Stellantis、トヨタ自動車、フォルクスワーゲンや、インドと中国の自動車メーカーを含む世界のあらゆる主要地域の60以上の顧客に納品している。www.nexteer.com
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