【潜江(中国)2021年7月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*Sinopec消毒剤製品は現在、80超の国・地域で販売されており、世界市場シェアの3分の1を占めている
China Petroleum & Chemical Corporation(HKG:0386、「Sinopec」)の子会社であるSinopec Jianghan Salt Chemical Hubei Co., Ltd.(「同社」)は7月23日、年産1万2000トンの新たな濃縮漂白粉末原料投入機の試運転を完了した。現在、同社の年間消毒剤生産能力は10万トンを超え、世界最大の消毒剤生産拠点となっている。
同社の消毒剤製品は現在、80超の国・地域に輸出されている。この年産1万2000トンの新型消毒剤製造工場の建設は2020年6月に開始され、COVID-19のパンデミックや最近の洪水などの多くの難題にもかかわらず、まもなく操業開始の予定である。新工場は、エネルギー消費量と排出量を削減しつつ、運用効率を大幅に向上させる。
同社が製造する濃縮漂白粉末は以下の点で高く評価されている:
*次亜塩素酸カルシウムの含有量が高い– 30グラム未満の漂白剤は、84消毒液の500mlボトル1本に相当。
*無機の高効率殺菌消毒剤は、病原性腸内細菌、化膿性球菌、病原性酵母・胞子を殺すことができる。
*ポリオウイルスを不活化することができ、黄色ブドウ球菌(S. aureus)および大腸菌(E. coli)に対して99.99%の抗菌率を有する。
この消毒剤は使用後も残留物を残さず、食品・飲料水の消毒、浄水、環境消毒、畜産、水産養殖などに広く使用することができる。
この製品は、中国の科学技術省など5つの省庁により、国の必需新製品として認められている。
武漢が新型コロナウイルスの予防・制御のための消毒剤の供給を使い果たした2020年、Sinopecはすぐに生産調整を実施し、同社に十分な供給を確保するよう指示した。
中国の春節(旧正月)の大晦日である2020年1月24日、Sinopec-SK Wuhan Petrochemical Companyは30トントレーラー8台を急派し、江漢油田から武漢までの500キロを、寄贈された消毒剤をピストン輸送した。
同社は中華全国総工会などの機関の委託を受け、中国全土にさらに951トンの漂白剤消毒剤を寄贈し、湖北省からエピデミック防止消毒剤メーカーのリストに登録された。
また、2020年3月にはイタリアやフランスなど10カ国以上に1万トン以上の消毒剤を輸出し、パンデミックとの闘いを支援している。
詳細な情報はSinopec(http://www.sinopec.com/listco/en/ )を参照。
▽Sinopecについて
Sinopec Corp.は中国最大級の総合エネルギー・化学企業である。同社の主要事業には、石油・天然ガスの探査・生産、パイプライン輸送、販売;石油製品や石油化学製品、石炭化学製品、合成繊維、肥料、その他の化学製品の販売、貯蔵、輸送;石油、天然ガス、石油製品、石油化学・化学製品、その他の商品・技術の輸出入代理業を含む輸出と輸入;技術・情報の研究、開発、応用がある。
Sinopecは「Fueling Beautiful Life(美しい生活を推進する)」を企業ミッションに定め、「人間、責任、品位、精密さ、イノベーション、ウインウイン」を企業の中核価値に置き、価値志向、イノベーション主導開発、総合資源配分、開かれた協力、グリーン・低炭素成長の戦略を追求し、世界をリードするエネルギー・化学企業の構築という企業ビジョンの達成を目指している。
ソース:Sinopec